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【ホールフーズ】、店内でアマゾンエコーなどアマゾン製品販売!ポップアップストアも?

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■ホールフーズ・マーケットは9日、100店以上の店舗でアマゾン・エコーなどアマゾン製品を販売することを発表した。また一部のホールフーズにはモール等に展開しているポップアップストアを導入する。ホールフーズで販売されるアマゾン製品はスマートスピーカーのエコー・ファミリーやファイアTV、電子書籍のキンドル、ファイアタブレットなど。スタッフが常駐してアマゾン製品のデモンストレーション等を行うポップアップストアは11月13日にイリノイ州シカゴ地区、ミシガン州ロチェスターヒルズ地区にあるホールフーズ内にオープンする。

14日にはフロリダ州デイビー地区、カリフォルニア州パサディナ地区のホールフーズ、15日にはコロラド州デンバー地区のホールフーズにもポップアップストアがオープン予定だ。ブラックフライデーに合わせ販売開始と同時にアマゾン製品を20ドル〜30ドル値引きして販売する。ホールフーズはアマゾンに買収された直後、ニューヨーク・マンハッタンにあるホールフーズで一部のアマゾン製品の販売を始めている。

一方、アマゾンはホールフーズとプライムナウ、アマゾン・フレッシュを統合するとの話が広がっている。内部事情に詳しい人の話としてウォール・ストリート・ジャーナル紙が伝えたところによると、アマゾンCEOのジェフ・ベゾス氏が最も信頼を置いている役員、ステーブ・ケッセル氏はホールフーズにプライムナウやアマゾン・フレッシュを統合しようとしている。

アマゾン・ブックスやアマゾンゴーの役員も兼任しているケッセル氏は、小売り事業を横断するオムニチャネル・リテーリングを構築するものと見られているのだ。またアマゾン・フレッシュは最近、少なくとも7州の一部地域で縮小しており、ホールフーズとの戦略調整を進めているとの観測もでていた。

 アマゾンは点と点になっている製品や事業を線で結び付け、新たなオムニチャネル・ネットワークを構築しようとしているのだ。

トップ画像:NYマンハッタン・コロンバスサークルのホールフーズ。この店では買収直後からエコーを販売している。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。ニュースでも盛んに報じられているように日本でもアマゾン・エコーの販売が始まります。といっても、「招待メール」の登録をしての順番待ちなので、いつでも買える状況ではないようです。アマゾン・エコーはトロイの木馬です。エコーを使いこなすほど音声コマンドに慣れ、買い物の仕方まで変わっていきます。

エコーを最も使いこなすのは子供たちです。小さな子供は何かにつけて「なぜ?」「なんで?」「どうして?」と親にしつこく聞いてきます。エコーを持つ親は面倒な質問に「アクレサに聞いて!」となります。子供も面白がってアレクサに聞くようになり、自然と音声コマンドになじんでいくのです。

で、アマゾン・エコーの販売開始に伴い、牛丼チェーンの「すき家」がエコー経由でお弁当予約をできるようにするのです。「アレクサ、すき家で前回の注文をして」と話しかけ、事前に登録した店舗に指定した日時に行くと、待たずにお弁当を受け取ることができるとのこと。

⇒「すき家」の様子を見ながら、大手外食チェーンも追随することも予想できます。近い将来、外食どころか食品スーパーなどの小売チェーンもエコー注文?アレクサ・オーダー?を受けつけることになるでしょう。コールズのようにアマゾン製品を販売する大手チェーンストアも増えてきます。

アレクサを友達にする子供が大人になる頃、アメリカではエコー経由の注文をホールフーズが受け、プライムナウもしくはアマゾンフレッシュが宅配するということも出来上がっていることでしょう。文字通り、流通のエコ・システムです。ところでホールフーズにプライムナウやアマゾンフレッシュを統合すると、ホールフーズと宅配で提携しているインスタカートはお役目ご免になります。

しかしインスタカートは逆に忙しくなります。なぜならホールフーズに競合するスーパーとの提携が急増するからです。アマゾンとホールフーズが一枚岩になって脅威に感じるのは競合スーパーですから、負けじと宅配サービスを急ぎインスタカート等と提携するのです。

 ホールフーズでアマゾンの影が濃くなればなるほど、スーパーマーケット業界も変わらざるえません。

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