- 2017年11月06日 13:33
府中刑務所の文化祭で獄中メシ&プリズンツアーを体験 中は「比較的きれいな中学校」みたいだった
1/2「文化祭」といえば、何を想像しますか? 出店の焼きそばやビール、喫茶店、ステージでの公演、教室での展示などでしょうか。府中刑務所でも11月3日、文化祭が開催されました。
受刑者の食事を再現したお弁当や、刑務作業で作った特製パンが食べられたり、刑務所の中に入れる「プリズンアドベンチャーツアー」に参加できたりするのだとか。ちょっと様子を見に行ってきました!(取材・文:市ヶ谷市子)
受刑者弁当に長蛇の列、午前だけで数百食が売れる

開場ジャストに到着しても、入場口が果てしなく遠い。
筆者と友人は開場時間の10時に府中刑務所に到着。しかしフジロックの開場待ちを彷彿させるほどの長蛇の列です。ただ来場者は若者より、高齢の方や家族連れが多いようです。
前情報によると、名物の「弁当」「パン」は人気ですぐ完売してしまうこともあるようです。開場すると筆者は弁当、友人はパンと二手に分かれ、販売場所に走りました。にも関わらず、両方とも大行列です。

左の建物が弁当販売所。列が写りきらない。
一体なぜこんなに人気なのか。前後に並んでいるたちに話を聞くと、
「『刑務所の中』という映画の中に出てくるムショグルメが気になって……食べてみたいなあと思ってきました」(30代女性)
「天気もいいし、バイク飛ばしてこのへんまで来てみたんだよね。弁当買ったらボートレースでも観にいこうかなあと思ってる」(50代男性)
ということだそうです。
30分後、やっと弁当を購入することができました。今年は1200食が用意されているということですが、人の列はまだまだ増えるばかり。

パンの列に至っては、販売所どこ!?って感じです。
パンは40分近く並んでやっと購入できたとのこと。午前の部は800食売られ、開場と同時に並んだ友人で750人目くらいだったようです。ムショグルメ人気、恐るべし。
受刑者人気NO.1「チリソース味の唐揚げ」が堪能できるけど……

受刑者に人気のおかずを再現(漬物がヨレてるのは筆者が走ったせいです)
並んで勝ち取った「麦飯弁当」(800円)。今年は、チリソース味の唐揚げ、プルコギ、春雨の酢の物、麦飯となっています。この唐揚げは受刑者人気No.1のおかずなのだそうです。
いざ食べてみると、コメントが難しいほど普通な味でした。ローソンのからあげクンにザーサイ味があって、なおかつ冷めてしまったらこんな感じかな?みたいな。思ってたより美味しかったけど、これが人気No.1なのか……(※個人の感想です)。
でもプルコギは味がしっかりしみ込んでいて、これだけで麦飯全部たいらげてしまうほど美味しかったです。春雨は「小学校の給食の小さいおかずで出たよね!」と、郷愁を感じました。

まじででかい。
続いて、受刑者お手製パン(2個入り100円)。製造者はやはり「府中刑務所」になっています。レーズンパンは、持ったときのどっしり感がすごい。スーパーで5個入り158円のレーズンパンをすべて圧縮してひとつにしました級です。コッペパンは、給食で出ました!という味。マーガリンとかチョコジャムとかほしくなりました。懐かしかったです。

これで90円。おいしい(この後めちゃくちゃビール探した)
府中刑務所のメインは上記2つですが、広場には焼き鳥や焼きトウモロコシなど、文化祭でよく見かける食べ物が売られていました。しかしどこを見渡してもビールの販売はありません。さすが法務省管轄施設の文化祭。



