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朝日新聞記者のフリーランスを見下した態度に激怒 - 有村眞由美

 《鹿児島県知事の定例記者会見にフリーランスは出席できるのか》の記事で書いたとおり、私は、「鹿児島県知事定例記者会見出席願」を県政記者室青潮会(記者クラブ)に提出した。

 これについて、その後、記者クラブでどのように協議されたのか。11月の幹事社はKTS鹿児島テレビ放送と朝日新聞社。25日に前者の若松正大記者、28日に後者の安斎耕一記者、それぞれに電話で尋ねた。

 若松記者は、こう答えた。

 「記者クラブには、フリーランスの会見参加の可否を決める基準がない。多数決によるか、全会一致によるかについても規定はない。質問権なしで参加する非加盟社もあるが、質問権がない点についての規定もない。したがって、(有村の参加の可否は)話し合いで決める。現在、検討中」

 安斎記者に電話したときも、「検討中。まだ全加盟社の意見が集約されていない」と言われた。私が「次回の定例記者会見に出席したいので、早急に決めてもらいたい」と要請すると、安斎記者は「みなさん、仕事があるので、いつ協議ができるかわからない」と答えた。安斎記者からすると、フリーランスが記者会見に出席したり、そのために記者クラブと交渉したりすることは、仕事ではないらしい。

 「記者クラブに関する日本新聞協会編集委員会の見解」によれば、「記者会見参加者をクラブの構成員に一律に限定するのは適当ではない」「報道に携わる者すべてに開かれたものであるべき」としている。

 そこで、安斎記者にきいた。

 「記者会見は、オープンが原則なのですよね?」

 安斎記者は「ああ、そうですか?」と答え、私が再び、「そうではないのですか?」ときくと、その後は無言だった。

 余談だが、安斎記者はなかなか名前を教えてくれなかった。5回尋ねて、ようやくフルネームを答えた。こういうところにも、フリーランスを見下す態度があらわれている。

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