- 2017年11月02日 08:28
「野党系が多数を占める新潟県は、国の予算が降りてこない異常事態にある」は本当か?
2/2(1)「一騎打ちという異常な構図」
→何をもって異常というのか分かりませんが、少なくとも公職選挙法上全く問題ありません。尚今回の選挙では、全289小選挙区のうち47小選挙区、16%が一騎打ちでした。
(2)「国の予算は、『地元要望』を踏まえて、与党が権限・責任を持って予算案を策定し、国会に通す責務があります」
→予算を策定する権限・責任を有するのは内閣です(憲法86条)。
(3)「野党系が多数を占める新潟県において、『新潟県だけ』国の予算が下りてこない異常事態が続く可能性もあります。」
→上記の通り、まずもって現在野党議員より与党議員が多いうえ、国からの予算は概ね与党議員の数と関係なく一定で、予算額の全国順位で見ても、人口比で見ても、現時点でむしろ他県より多く来ています。
(4)「『地元要望』あっての国の予算策定です。米山知事や野党議員の一部は、国の予算獲得が先だと仰っていますが、それでしたら知事はいりません。」
→国への予算要望は県知事の仕事の一つですが、すべてでは全くなくその他多くの仕事があります。また、国会議員にとっても予算要望は仕事の一つですが、すべてではありません。
(5)「一部野党議員も、予算編成のプロセスを全く分かっていないことになります。それは過去の実績を見ればわかります。」
→予算編成のプロセスは私は承知しておりますし、皆さん当然ご存知と思います。それは過去の実績が現在とほぼ変わらないことから明らかです。
(6)「県民の生活を苦しめることにならないよう、数少ない与党議員の一人として、地元要望などをこれまで以上に国へとしっかりと繋いでいく与党代議士としての役割を果たして参りたいと思います。」
→お気持ちは有難いですが、国会議員の仕事の最も大事なものは国家の制度を作る事です。国家全体の制度設計をお願いします。また、それ以前の問題として、少なくとも県について語るのであれば県の現状を正確に把握し、予算について語るのであれば、詳しい仕組みはご存知なくても結構ですので、せめて予算について定めた憲法の条文位は確認してからご発言頂ければと存じます。



