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エジプト情勢(25日)

カイロのタハリール広場ではその後も大群衆が最高軍事評議会の即時退陣を求めて頑張っているようですが、カイロの別の広場(アッバシーヤ広場)では軍事評議会支持のこれまた多数の群衆が集会を開いているようです。

他方、そもそも今次抗議の発端を開いたムスリム同胞団は、タハリールには参加せず、アズハリモスクで集会を開いているとのことです(こちrの方の参加者数は不明。タハリールの方は数万人以上、アッバシーヤ広場の方も数千人と伝えられている)。

アレキサンドリアでも反軍事評議会の集会が続く一方では、軍事評議会支持の集会もラアスッティーン宮殿前で行われているとのことですが、ムスリム同胞団の集会があったかどうかは不明です。

このようにエジプトでは3つの勢力が分裂している状況が鮮明になってきましたが、このうち軍事評議会支持の勢力については、評議会の支持でか、そうではなく自発的なものか、その場合誰が主導権をとって集めているのか、デモの連続で経済が疲弊し治安も悪化していることに怒った一般市民なのか、旧与党の流れを汲むものか、また何らかの組織が関与しているのか等は不明です。

新首相に指名されたガンズーリは、革命青年達も入れた内閣を挙国内閣として作る用意があるとしたとのことですが、タハリール広場ではガンズーリ拒否一色とのことで、別の人物としてバルダイ前IAEA事務局長の名前が挙がっているとのことです。

またガンズーリは組閣は選挙後になるだろうと述べたとのことで、また彼はかって首相として在任中に、当時政府がムスリム同胞団を迫害したこともあり、同胞団は反対であろうとの声もあるとのことです。

また、軍事評議機会支持者の間では、大統領、議会選挙に先立ち軍事評議会に対する国民投票をするとの声も出てきているとのことです。

以上は25日のal jzeerah net の記事から取りまとめたエジプトの状況ですが、他方26日0700のBBC放送では、アズハリ大学の集会ではパレスチナ問題、イスラエル等が提起されたが、タハリール広場についてH全く言及もなかったこと、一部の支持者から幹部は選挙優先と言う政策をとっているが、自分はタhリール広場支持であると言った発言もあった等報じていて、ムスリム同胞団内部でも、選挙優先との方針に疑問もあると伝えていました。

同胞団は、現在のエジプトの政治状況では、組織力等のあるのは自分たちだけであるとの考えの下に、何gなんでも先ず選挙優先との政策をとっている訳ですが、これが今後の同胞団の影響力にどう関係してくるでしょうか?

何しろ28日と言えば明後日です、市の中心街に軍が鉄条網を設置しているような状況で、通常の選挙ができるとは到底思えないのですが、選挙実施と言う点では軍と同胞団は一ちしています。
エジプトは何処へ行くのでしょうか?

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/8666EFBA-0B86-47EA-83F1-AAC9FA646289.htm?GoogleStatID=1
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/59427BF8-1503-41A2-A91C-87B258FC17DE.htm?GoogleStatID=1
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/13FE326F-BE18-42B6-B61F-951F5FD04743.htm?GoogleStatID=1

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