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ドル113円後半、衆院選への反応は一時的

[東京 23日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の113円後半。衆院選での自公連立政権圧勝に対する初期反応は円売りで、ドルは一時114.10円と3カ月ぶりの高値に達した。しかしその後は、米長期金利が低下したなどを背景に、利益確定売りや実需の売りに押され113円後半に下落した。

朝方113.70─90円台で推移していたドルは、午前9時ごろにかけて114.10円まで上昇。7月11日以来3カ月超ぶりの高値をつけた。

衆院選で自民党が圧勝し、現行路線維持への安心感から、市場が株高・円安で反応した。米国の税制改革期待で米10年債利回りが5月以降のレンジ上限である2.4%近辺に持ち上がってきたこともドルを支援した。

ただ、114円台は久々の水準ということもあり、利益確定や輸出企業のドル売り/円買いが入りやすく、正午にかけて113円台に押し戻され、午後は、米長期金利の反落を受けて、113.62円付近まで下押しした。

米10年国債利回り<US10YT=RR>は2.377/2.375%の気配。朝方一時、2.390%まで上昇した。

金現物<XAU=>は1276ドル前半。米長期金利と金価格は逆相関があるが、前回米長期金利が2.4%に迫った7月7日には、金価格は1209ドル付近だった。

今回は、米長期金利が2.4%に迫っているにもかかわらず、金価格は下げ止まっている。

「株高、長期金利高で、金価格は下押ししても不思議ではない局面だが、下げ渋っている。これは投資家が株高の持続可能性について、不安感を抱いていることを示唆しているかもしれない」(マーケット・ストラテジィ・インスティチュート、金融・貴金属アナリストの亀井幸一郎氏)との意見が聞かれた。

日経平均は15連騰となり、過去最長の連続上昇記録を更新したが、ドル/円相場の積極的な支援材料とはならなかった。

市場の関心は、米連邦準備理事会(FRB)議長の後任人事や、26日の欧州中央銀行(ECB)理事会に向かいそうだ。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 113.67/69 1.1771/75 133.83/87

午前9時現在 114.05/07 1.1752/56 134.05/09

NY午後5時 113.50/53 1.1783/87 133.68/72 

(為替マーケットチーム)

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