- 2017年10月20日 13:13
加計問題の核心は解決している
3/3最後に、加計学園が石破四条件に適合するのか、という点について議事録から見てみます。
(引用開始)
【231】○安倍内閣総理大臣 その北海道大学の先生が参考人としてという話は、今、私は初めて聞いたわけでございます。それは、つまり、委員会において、運営は委員会でお決めになることだろう、こう思う次第でございます。
そこで、今、この四条件についてお話がございました。
確かにこれは安倍政権で閣議決定したものでありますし、閣議決定にのっとって行政が適切に政治を進めていく、政策を進めていくことは当然のことであろう、こう考えています。
今回のプロセスは、規制改革項目の追加、そして事業者の選定のいずれについても、御指摘の四項目も当然踏まえた上で、民間有識者も加わった特区諮問会議やワーキンググループが主導して適正に行われてきました。そして、その際、節目節目で、農林水産大臣や文部科学大臣も会議に出席するなど、関係大臣の間に異論がないことを確認して、合意の上で、関係法令に基づき実施してきたものと理解をしておりますし、このように法令にのっとり一貫してオープンなプロセスで進められる中で、これは全て議事録もオープンになっているわけでありまして、関係大臣が合意のもと、四項目の充足は確認されております。その選定のプロセスについては、民間有識者も、一点の曇りもないと述べられていると承知をしております。
そこで、これを具体的に、この四条件に当たっては、山本大臣にもし御下問があれば、詳細については山本大臣からお答えをさせていただきたい。基本的には、今申し上げましたように、四条件も踏まえて、オープンで適切なプロセスを経て、そして関係大臣からも異論がなく決定されたものと私は承知をしております。
【232】●玉木委員 いや、全く、議事録を読んでも、既存の大学でできないという証明なんか、どこでもされていないんですよ。全くされていないんですよ。
それで、言うに事欠いて、二〇一五年中に検討となっているから、二〇一五年度中には文科省から反論がなかったから、もうそこでアウト、ゲームセット、終わりとかと言って、挙証責任を何か転換するような形で、だめだみたいなことを言っているんですが、では、これは二〇一五年度内だから、二〇一六年三月三十一日、そこでもう終わっているわけですよね、勝負は。基本的には、山本大臣の答弁によると。
では、伺います。
このときは、二〇一五年度末というのは石破大臣です。そうすると、石破大臣時代に、もうこのことはゲームセットで終わっていて、大臣は多分、もう本当に大臣に聞きたいんだけれども、今ここに二人相まみえていますけれども……(発言する者あり)まみえていないか。要は、それでもう二〇一五年度末で勝負が終わっているとしたら、石破大臣から山本大臣に大臣引き継ぎをしたときに、もうこの件については勝負がついて終わっているから、あとはいろいろな手続を進めるだけだよというような引き継ぎをしているはずなんですけれども、そういう引き継ぎは受けましたか。
【233】○山本(幸)国務大臣 引き継ぎではそういうお話はなかったわけでありますが、先ほどからお話がありましたように、我々は閣議決定を守らなきゃいけないわけであります。まさに守っていないのが、その昨年の三月三十一日までに結論を出すということができていなかったということでありまして、これはやはり問題であります。
したがって、その点については、民間有識者から、なぜ早くできないのかと再三の催促が文科省に対して行われて、しかし、そこはなかなか答えが出ないということで、結局、延長戦という形で、九月十六日のワーキンググループの話になります。
そこで、ワーキンググループで、文科省の方で、先ほど挙証責任の転換と言われましたけれども、全く逆であります。これは何度も申し上げておりますが、これも閣議決定です。国家戦略特区の基本方針として、規制改革はできないということであれば、その正当な理由を説明するのは規制監督省庁にあるわけでありまして、それがまさに挙証責任を持つところであります。したがって、我々がやらなきゃいけないというのは逆でありまして、挙証責任の転換と言ったのは反対です。
それから、九月十六日にやりまして、そういう四条件のところについてぎりぎり詰めていったときに、新しい分野について、では、どういう需給で、現状で足りるというようなことが言えるんですかと聞いたところ、文科省は返事が出なかったわけでありまして、そこで最終的に、これは文科省としては認めざるを得ないというふうになったと理解しております。
それから、四条件がきちっと認められているかどうかについては、これは最終的には……(発言する者あり)
【234】○浜田委員長 大臣、簡潔に願います。
【235】▲山本(幸)国務大臣 まさに公募をして、手を挙げた、加計学園が手を挙げてきて、一月十二日に、これは文科省が推薦した獣医学の専門家の先生二人、踏まえて、要件に適合しているかどうかについてきちっと検討いたしまして、四条件も当然満たしているし、立派なものであるというようになっております。これは議事録にちゃんと出ております。
(引用終了)
これは役所特有の進め方と思いますが、識者を呼んで検討した結果、問題なかったという事です。その識者は文科省が推薦した獣医学の専門家2名との事です。
上記の内容を要約すると以下の通りです。
1)特区へ申請を行ったのは加計学園ではなく、愛媛県の加戸(元)県知事である。
2)愛媛県と加計学園をつないだのは安倍首相ではなく、愛媛の県会議員である。
3)安倍首相は側近へも前川(元)事務次官へも、加計学園についての指示は行わなかった。
4)特区を1校に絞れと要求したのは、安倍首相でも加計学園でもなく、獣医師会である。
5)石破四条件は、文科省が推薦した獣医学の専門家2名が検討して、加計学園の獣医学部申請が要件に適合していると認めている。
本事案は、上記で既に解決していると考えております。もし他に「重要」な論点があればご指摘ください。



