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インターネット・ラジオのパンドラ・メディアが第3四半期決算を発表

インターネット・ラジオのパンドラ・メディア(ティッカー:P)が第3四半期の決算を発表しています。

EPS 予想-1¢ 実績3¢
売上高 予想7,155万ドル 実績7,500万ドル (前年同期比+99%)



今期のリスナー時間は前年同期比+104%でした。またラジオ市場でのマーケット・シェアは4.3%でした。なおこのマーケット・シェアの数字はAMやFM局など全ての米国のラジオ局を含めた数字です。

同社は18歳から34歳までのリスナー層では既に米国のどのAMならびにFM局よりも大きいです。

アメリカのラジオ・リスナーの半分は自動車を運転しているときにラジオを聞きます。従って車載インターネット・ラジオ市場は非常に重要なマーケットです。

同社は自動車会社とパートナーを組んでいます。具体的にはトヨタ、ホンダ、GM、現代自動車などです。

同社の顧客の30%はデスクトップならびにノートブックPCから同社のサービスにアクセスしており、残りの70%は自動車、スマートフォン、タブレットPC(例:アマゾン・キンドル・ファイヤー)などの移動体デバイスからアクセスしています。

同社の課金モデルはサブスクリプション・モデルならびに広告モデル(視聴は無料)となっています。

サブスクリプション収入は前年同期比+80%でした。一方、広告収入は+120%でした。

広告モデルに関して広告主の80%はローカルのビジネスです。
現在の同社のアクティブ・ユーザー数は4,000万人です。

リスナー・アワーは今期100%以上成長しました。これは広告を出せるスペースが増えることを意味します。

その反面、リスナー・アワーの増加はコンテンツ・コスト増を意味します。

同社の費用の約半分はコンテンツ・コスト(音楽を使用するライセンス・フィー)です。

同社は音楽を使用するライセンス・フィーをすぐにレコード会社に支払う必要があります。しかし広告の売上はそれに遅行します。特にモバイルのマネタイゼーションは未だ市場が未成熟なので遅れると予想されると思います。

今後同社の存在感が増すにつれて郵便番号に基づいて極めて細かくターゲットを絞り込める同社の広告システムは広告主にとって極めて魅力あるチャンネルとなると思われるため、来年の大統領選挙は同社にとって大きなチャンスとなると思われます。

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