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第3四半期中国GDP、前年比+6.8%に減速 予想と一致

[北京 19日 ロイター] - 中国国家統計局が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は、前年同期比6.8%増となり、第2・四半期の6.9%増から減速した。不動産投資や債務拡大の抑制に向けた政府の取り組みが成長を下押しした。

第3・四半期のGDPは、前期比では1.7%増。第2・四半期は1.7%増から1.8%増に改定された。

ロイターがまとめた市場予想は、前年比6.8%増、前期比1.7%増だった。

統計局は第1・四半期のGDPについても、前期比1.3%増から1.4%増に改定した。

今年の経済成長目標は6.5%前後。昨年の実績は6.7%と、26年ぶりの低水準だった。

第3・四半期GDPは市場の予想と一致したが、中国人民銀行の周小川総裁は15日、今年下半期の成長率は7%に達するとの見通しを示しており、こうした楽観的な見方には疑問符がつく格好となった。

みずほ総合研究所のシニアエコノミスト、大和香織氏はGDP統計について、ある程度のデレバレッジ(債務削減)が継続し、政府の改革が奏功する一方で、妥当な水準でなお成長が支えられていることを示していると述べた。

同時に発表となった9月の鉱工業生産は前年比6.6%増と、予想の6.2%増を上回った。8月は6.0%増だった。

建設ブームが続いているほか、冬季の大気汚染対策を前に、工場の生産を拡大する動きが広がった。

1─9月の固定資産投資は前年比7.5%増と、予想の7.7%増を下回った。1─8月は7.8%増だった。

1─9月の民間の固定資産投資は6.0%増、1─8月の6.4%増から減速した。

9月の小売売上高は前年比10.3%増と、予想の10.2%増を上回った。

今年の経済成長目標の達成は可能とみられるが、市場関係者の間では、年内の景気減速を予想する声が多い。

資金調達コストの上昇や不動産市場の過熱抑制策が重しになるとみられているほか、政府は冬季の大気汚染対策の一環で、東部地域の一部の製鉄所や工場に対し減産や生産停止を命じている。

*内容を追加しました。

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