- 2017年10月15日 09:17
米軍ヘリ墜落に沈黙するこんな選挙などもはや無意味だ
沖縄から帰ってきて、東京(本土)の報道を見て驚いた。
沖縄で墜落した米軍ヘリのニュースがまったく見られない。
わずか、同じヘリが6月にも緊急着陸するトラブルを起こしていたこと
がわかった、という、とんでもない追加記事だけだ。
私が沖縄に行っていたきのう13日で、さんざん報道したらかもう十分
だというのだろうか。
それよりも、何よりも、各党の党首が、選挙演説でまったく取り上げ
ようとしていない事だ。
きのう、さんざん演説したらかもう十分だということなのか。
今の政治で、いや、これからの政治で、米軍による日本の主権侵害という
これほど重大な問題はないというのに、である。
私はここに、この国の政治のごまかしがあると思う。
特に、立憲主義をとなえ、護憲を標榜する野党たちの沈黙ぶりはどうだ。
もし、このまま、あと一週間、こんどの米軍ヘリ墜落事故をきっかけに
、日米安保体制の見直し、そして、その第一歩となる日米地位協定の改定
交渉要求が、野党党首から一切提起されないまま、選挙合戦が続けられる
なら、こんな選挙はまったく無意味だ。
与党も野党も、国民のことなど眼中になく、ひたすら組織の拡大、維持
という自己保身だけしか考えていないということだ。
こんな選挙は、一日もはやく終わらせるべきだ。
こんな政治は不要だ。
私は、きょう14日の街頭演説では、蓮池透さんに応援演説に来ても
らって安倍首相の対北朝鮮政策、拉致問題対策について批判をするつもり
だが、(午後1時、および午後6時立川、場合によって午後3時国立))、
あすからの一週間は、もっぱら、日米地位協定改定交渉を提起しない
トランプ大統領の来日をボイコットせよと叫ぶつもりだ。
安保闘争こそ、今度の選挙が終わった後の、この国の政治の最大の
テーマにすべきだと叫ぶつもりである。
いまこそ、安保闘争、よみがえれ、である(了)