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東京マーケット・サマリー(10日)

<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル安/円高の112円半ば。午前は実需筋などの買いで112円後半まで強含んだが、北朝鮮情勢や衆院選などの不透明要因も残り、一段の上昇はならなかった。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は6日続伸し、連日の年初来高値更新。TOPIX終値は2007年7月31日以来、10年2カ月ぶりの高値を付けた。外為市場での円安一服などを背景に小安く始まったものの、北朝鮮情勢への過度な懸念が後退。指数は切り返す展開だった。一方、アルミ・銅製品のデータ改ざんが発覚した神戸製鋼所には売り注文が殺到した。

東証1部騰落数は、値上がり1421銘柄に対し、値下がりが523銘柄、変わらずが86銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.029%になった。週末要因がはく落したが、13日の準備預金積み最終日を控えて、レートの低下幅は限られた。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。

<円債市場> 

国債先物中心限月12月限は前営業日比3銭高の150円43銭と小反発で引けた。前週末の米債安に加え、11日に30年債入札を控えて、朝方は売りが先行した。ただ、追随した売りは見られず、下値で買い戻しが入った。日銀が実施した中期対象の国債買い入れ結果が強めの内容だったことに加えて、プラスの利回りが確保されている現物超長期を中心に押し目買いを観測。午後中盤から小幅高で推移した。

現物市場は底堅く推移。午前の取引では、30年債入札に絡む業者の持ち高調整の動きで超長期ゾーンを中心に金利に上昇圧力がかかった。ただ「30年0.9%、20年0.6%を背に、超長期中心に押し目買いが入った」(国内金融機関)ことで、金利上昇圧力が和らいだ。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp高い0.055%。

日銀が通告した国債買い入れオペで、「残存1年以下」のオファー額が前回1000億円から300億円減額された。国庫短期証券の買い入れ額の方向性に合わせた調整との見方が出ていた。

<CDS市場>

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では今週、指数のiTraxxJapanシリーズ28はリスク回避の動きが優勢となる見通し。北朝鮮情勢は不透明な状況にあるほか、指数に組み入れられている神戸製鋼所がデータ改ざん問題による影響からワイド化の地合いをたどりそうなためだ。足元の指数は50bp台乗せをうかがう情勢。神戸鋼には強いビッドが断続的に入っており、この問題がどこまで波及し、いつ収束するのか、業績への影響も読めないため、不安に拍車をかけている。

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