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知人や故人が登場すると、そろそろお仕舞い

どうしても説明が出来ないことが生じたときは、秘書が、秘書が、というのが政治家の口癖。
秘書がいない人の場合は、知人が、知人が、ということになる。

秘書がいても、秘書の名前を出せないときや頼りにならないときは、同じように知人が、知人が、と言わざるを得ない。
大抵このときに名前が出てくるのは、知人でも亡くなっている人。
故人である。

死人に口なし。
ここで真相の解明がデッドロックに乗り上げることになる。

1月31日に小沢氏が二度目の聴取を受けていた事実が明らかになった。
小沢氏が自分の進退に言及し始めた、ということは、その聴取が核心を衝いていたから、と考えるのが通常だ。

いくつかの新聞報道を重ね合わせてみると、そのポイントの一つが2005年3月から5月にかけての4億円の入出金の経緯であることが分かる。
小沢氏の記者会見後の小沢氏関係者の説明で、小沢氏が検察官に対し、「小沢氏が知人(故人)から預かり、新券に交換するため陸山会の口座に入れた」と供述したとのこと。

この供述は、決定的である。
ここまで語っていれば、知らなかったとは言えない。
供述の内容は不自然で信用性は低いが、4億円の出し入れは知っていた、という事実はこれで否定できなくなる。

弁護団として小沢氏の幹事長辞職を視野に入れた弁護活動を始めなければ、と思うのも自然だ。

小沢氏が先手を打つのか、それとも後手を踏んだまま終盤を待つのか。

政界では囲碁の名人だが、法曹界にはそれ以上の達人が揃っていると聞く。
多分、小沢氏は思い切った賭けに出てくるのではないか。

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