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どうして今どき「男尊女子」が流行るのか

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■ワケアリの努力にただ甘えていいのか

その結果、昨今の恋愛市場は競争が激化。女性誌には「愛され」「モテ」というワードが頻出するようになった。「そうしたなかで『モテ力』を高める最も安全・確実な手段が、自らを『男尊女子』化することなのではないでしょうか」。

男尊女子の「男尊」にこれだけの背景があるとすれば、ただ持ち上げられていい気分になっていては、それこそ男子の沽券にかかわる。少なくとも、男女平等が望ましいと思いながら、心ならずもつい「男尊」をしてしまっている女性側の事情について、男の側もそれなりに忖度する度量が必要ではないのか。

「職場とは仕事でつながる場なのですから、やはりお茶くみを評価しないで仕事を評価するというのが基本ではないでしょうか」と、酒井さんは言う。

お茶は飲みたい人が自分で入れればいいし、お酌は手酌を旨とすればいい。「そのうえで、女性が自分を低くして男性を浮き上がらせるのではなく、男女が互いに持ち上げ合うぐらいのほうが、みんなで幸せになれるように思います」。

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▼職場の「男尊女子」3パターン

心のなかでは男女平等がいいと思っていても、気がつくとつい自分から「男尊女卑」的な態度や行動を取ってしまう「男尊女子」。なぜそうなってしまうのか?

【1】「染み込み文化」型
子供時代からの家庭環境、学校や職場での経験を通じ、無意識のうちに1歩下がって男を立てる「男尊」的態度や行動が身についたケース。濃度の差はあれ、多くの女性に見られる。

【2】「そのほうが楽」型
男性と張り合わずに1歩下がってふるまったほうが、楽に生きられると気づいたパターン。バリバリ働いてきた総合職キャリア女性が、疲れ果てた末にこの境地にたどり着くことも。

【3】「男の願望を忖度」型
「男尊」的な態度を職場や取引先の男性から求められている気がして、つい相手の願望を忖度してしまう。 「モテ」を目指して戦略的に男性のニーズを忖度する女性も。

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(雑誌エディター/ライター 川口 昌人 撮影=平山順一)

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