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「ユリノミクス」のネーミングにネットざわつく 「urine(尿)?」と英語圏での受け止められ方を心配する声も

希望の党は10月6日午前に、衆院選での公約を発表した。会見では代表の小池百合子東京都知事が、アベノミクスを引き合いに「マクロ経済にもっと人々の気持ちを盛り込んだ『ユリノミクス』を進めていく」と発言。原発や待機児童など、「12の分野でゼロを目指す」との意気込みを語った。

しかし、ネットではこの「ユリノミクス」という名称に首を傾げる声も出ている。

英語の「urinomics」は「有機体の尿の成分の総体を識別すること」という意味

アウフヘーベンに続き、キャッチ―ですね。

コラムニストの小田嶋隆氏は自身のツイッターで「ユリノミクス」に「ちょっと微妙な気がする」と感想を述べる。英語には「尿」を意味するurineという単語があるため、「ユリ」から始まる単語には「尿器やら放尿やら尿関連の言葉が多い」と指摘。英語に馴染み深い国の人には「『おしっこ経済』→『垂れ流し経済』ぐらいに聞こえるんではなかろうか」と危惧していた。

この指摘には、思想家の内田樹氏が

「ユリノミクス、英語にあります。urinomics(The identification of the totality of the constituents of the urine of an organism)『有機体の尿の成分の総体を識別すること』だそうです。」

と返信していた。「ome」はギリシャ語で「全て」を意味し、「-ics」は学問や研究対象を意味する接尾語だ。urine+omicsで、生物学や医学の領域で単語が成立するという訳だ。内田氏は

「こういう英語もどきの造語をするときは類語や同音異義語があるかどうか辞書引くくらいの手間を惜しんではいけませんね。『辞書をひく時間もない』くらいに人的資源が枯渇している政党なんだ……」

との皮肉も述べていた。

「12のゼロ」には都知事選で小池氏が掲げ、達成されていない公約も

また、ツイッターでは、同人界隈では女性同士の恋愛を「百合」と呼ぶ風習もあるため、一部では「国家ぐるみで百合を推奨するのかと思った」などの声も出ていた。

ユリノミクスでは12個の問題を解決するとして「12のゼロ」を謳う。身近な問題として「花粉症ゼロ」を上げ、医薬品の開発なども含めて対処したいとしている。12個の中には、小池氏が昨年2016年の東京都知事選で掲げて未だ達成に至っていない「満員電車ゼロ」「待機児童ゼロ」なども含まれている。

小池氏自身は今回の衆院選に参加しないと報道されていることから、ネットでは「自身は出馬しないのにコイケノミクスとかユリノミクスとか、ワケが分からん話ですな」「行政の長にならないのに政策に自分の名前を付けちゃうのは違和感」などの感想も出ていた。

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