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朝日が一歩リードした検察への取材力

取材力の差が見えてきた。

鳩山総理の政治資金管理団体に関する故人献金問題について昨日の朝日・朝刊に、検察が立件・在宅起訴を検討、と大見出しで出た。
夕刊各紙に同じような記事が出たが、朝日のスクープであることが分かる。

朝日が変身したように見える。

水谷建設の小沢献金問題についても的を得た報道を繰り返している。
その報道ぶりから、かなり朝日の取材網が充実している様子が窺われる。

産経も政治資金規正法がらみの事件をよく大きく取り上げるが、取り上げる事件がちょっとマイナー過ぎるような気がする。
目の付けどころは悪くないが、取材力に限界があるのだろう。
ただし、解説記事の方は大したものだ。

何故政策秘書や鳩山総理に対しての告発は空振りに終わりそうなのか、について的確な解説を載せている。
よく読めば、現在の政治資金規正法に穴がある、ザルだということが分かる。
産経には司法制度に明るい記者がいるのだろう。

産経の「主張」は、私自身の主張でもある。
この点、朝日の社説にフォローがないのが気がかりではある。

なお、司法関係では一般的に毎日や東京の解説も分かりやすい。
毎日を読むと故人献金問題は会計責任者までは行きそうな気がしてくる。
読売は、政治的な影響という側面からの報道が勝っているが、どこまで本気でこの問題を追及するつもりかまだそのスタンスが分からない。

日経がこの種の司法ものに対して一歩退いた報道ぶりであるのは、経済専門誌としての矜持からだろうか。
いずれにしても新聞は丁寧に読むと面白い。

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