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震災後の仙台を歩く

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 映画秘宝 2011年 05月号 [雑誌]

  •  出版社/メーカー: 洋泉社
  •  発売日: 2011/03/19
  • メディア: 雑誌
仙台のワッシュ君(id:washburn1975)に会ってきた。

「高速道路も通ったし、ガスコンロか灯油を持ってこうか?」と言ったら、「電気も水道も復旧したし、うちは灯油を使ってないんですけど、とりあえず映画秘宝読みたいです」

という答えが返ってきたので、今月の秘宝やマンガを持って仙台に行ってきた。

仙台空港近くを通る仙台東部道路を通った。仙台平野の沿岸部を走る高速道路だが、巨大津波がこの道路にまで届いたらしく、道路周辺の田んぼや家は泥と瓦礫と化していた。東部道路自体も、あちこちに凸凹ができている。

ワッシュ君が「あの道路周辺はこの世の地獄です」と言ったが、本当に地獄だった。田んぼにはひっくり返った車や漁船、ねじれた自販機が転がり、油にまみれた粘つく泥が瓦礫と一緒にすべてを埋めつくしていた。

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名取インターチェンジ周辺は瓦礫と泥の山に埋もれていた。それでもETCを出ると「割引1000円」という表示。「ああ、そうか土曜日か……」と、そこだけは新しいテクノロジーによる日常がもたらされていた。どうにも複雑な気分になる。

仙台周辺の某所の駐車場でワッシュ君と会った。いろいろなブツを渡しつつ、再会を喜び合った。彼は言った。「ひどいもんでしょう。せっかく遠くから来てくださったので、今の仙台を見てってください」

ガソリン事情が極端に悪いなかで、彼の車で仙台を案内してもらった。

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仙台は「杜の都」と呼ばれているが、じつは「和製ロサンゼルス」というべき巨大な郊外都市でもある。のっぺりとした仙台平野を走る国道には、ありとあらゆる巨大なロードショップが軒をつらね、土曜の夜ともなれば、暴走族が景気よくかっとばすドンキ的な街だった。

その仙台ロードサイドの象徴ともいえる「イオンモール名取エアリ」にまずは案内してもらった。山形や福島からも客が来る東北最大のジャスコで、一種の観光地と化しているところでもある。土曜ともなれば、広大な駐車場が満杯になるほどの施設であるが、今日はガラガラ。というよりも、入場制限をしていた。大半の店は休業だった。

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