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「リベラル系議員」の正体

■「愛国心」の無い政治家は存在できない

 「民進党」から「希望の党」へ合流することが“できる人”“できない人”という具合に思想的な篩いにかけられることになり、その条件として使用された「リベラル」という言葉が、再び、脚光を浴びている。

 私も「リベラル」という言葉には非常に興味を持っているタイプの人間なので、最近のいろんなリベラル論を見ていると面白い。

 メディアでは、合流できない議員のことを「リベラル系議員」と伝えられているが、なぜ、「リベラル系」などという言葉が使用されるのだろうか?

 欧米における社会主義と共産主義の大きな違いは、「愛国心」の有無だと言えるが、日本のリベラルと海外のリベラルの違いも「愛国心」の有無だと言える。政治というものは、基本的に「愛国心」が無ければ成り立たないものなので、欧米では現在、アメリカでもイギリスでもドイツでも、愛国心よりもイデオロギーが優先する「共産党」は政治政党として認められていない。

 海外の政治では、「愛国心を持った社会主義者」と「愛国心を持った自由主義者」が対立しているという構図であり、日本のように「愛国心を持たないリベラル」というのは基本的に存在できない。日本でリベラル系議員が存在できるのは、GHQの洗脳プログラムによって愛国心がパージされた特異な環境だからである。ゆえに、日本で言うところのリベラルとは、真のリベラルではなく、リベラルの名を語る非愛国者、つまり反日主義者のことを意味している。憲法は護るが日本は護らない姿勢の人をリベラルと言うこともできる。

■「安倍政治を終わらせる」というのは政策か?

 リベラル系議員はよく「安倍政治を許さない」とか「安倍政治を終わらせる」という言葉を使用しているが、そもそも「安倍政治を終わらせる」などというのは、政党内で言うべき台詞であって、政治家が国民に向かって言うべき台詞ではない。もし、「安倍政治を終わらせる」ことが政策だと思っているのであれば、それは政治活動ではなくて、倒閣運動の類いである。特定の政党を終わらせるなどというのは政治家個人の願望であって、国民の目的では有り得ない。

 民主政治というのは、政党どうしが政策を競い合い、より多くの有権者の支持を得た政党が、結果として相手方の政治を終わらせることができるものである。

 相手方の政治を終わらせることを目的化してしまっても、有権者には何の関係もない。心ある有権者は、その先にある、まともな政策を実行、実現してくれる政治を望んでいるのであって、相手方の政治を終わらせることなどに関心は無いのである。

 権力を打倒することが自己目的化している(=イデオロギーが優先している)という点では、リベラル系議員というのは、マルクス主義の影響を強く受けている人達だとも言える。

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