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市場安定なら小規模で長期の買い入れ可能=ECB専務理事

[ロンドン/フランクフルト 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は2日、市場が比較的安定していれば、ECBは資産買い入れプログラムを毎月の買い入れ規模を縮小しながらより長期間にわたり実施できるとの考えを示した。

同専務理事はロンドンで開催された会議で、「市場がより正常な状況にある時は投資家は『より忍耐強く』なる可能性がある。言い換えれば、より長い期間にわたり実施される買い入れ計画がもたらす刺激効果を投資家はより良く判断することができる」と述べた。

ECBは今月26日の理事会で、12月に期限を迎える債券買い入れプログラムの延長の是非などについて討議する見通し。

プラート専務理事は今回の理事会で予想される決定については言及しなかったものの、ECBが償還期限を迎えた債券の再投資を行ったとしてもECBのポートフォリオの平均償還期限は短縮化すると指摘。ECBのポートフォリオを安定的に保つことで自然にタームプレミアムに対し上向き圧力をかけることができ、結果的に金融情勢の引き締めにつながるとの考えを示した。

また、発行は増加する傾向にあるため、ECBがバランスシートを安定的に保つことはECBの保有債券が占める割合が低下することを意味するとの見方を示した。

プラート専務理事はまた、ユーロ圏では堅調で裾野が広く、復元力のある回復が見られていると指摘。ただ、堅調な成長にもかかわらず全般的なインフレは抑制され続けているとの認識を示し、インフレの道筋について、ECB理事会が目標とする水準に沿った持続的な調整に向けた十分な進展は見られていないとの考えを示した。

このほか、ECBはフォワードガイダンスを再確認したとも発言。ユーロ圏経済は回復したもののECBの任務はまだ途上にあるとし、危機時に導入された政策の円滑な解除は、ECBが短期市場金利を厳しく管理して初めて実現するとの考えを示した。

また、ユーロ圏のインフレを巡る動きは非常に緩慢だが、進展は見られるとも指摘。金融政策を正常化させる時期が来れば、慎重に実施する必要があるとの考えを示した。

*内容を追加して再送します。

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