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- 2017年10月01日 12:00
オプジーボ 胃がんにも適応追加 選挙においてこの医療費問題も公約に
少し古い報道ですが、あのPDー1抗体、オプジーボが再発胃がんに保険収載されました。これで肺がん以外の症例数の多い新たな癌腫に適応が追加されたことになります。
プラセボとの比較ですからもう少しデータとしてのインパクトは欲しかったですが、12ヶ月生存は倍以上ですからね。でもやっぱ反応するのは1/4か。本当免疫治療は大体この割合。
初発(最初から)に使えるわけではないですが、基本最後には必ず使う可能性が出ることを考えると、市場の規模はかなりのものです。小野薬品は胃がん死亡者数の年間5万人程度と予想しています。しかし薬の性質から見て(効果があったら一生投与)、毎年新患5万+効果があった患者(2割?)が積み重なっていきます。そうグリベック効果と言われている始めたらやめられない、薬が効いて生きている限り投与は続くといった製薬会社にはブロックバスター薬となるのです。
今後もまだまだ適応拡大は続きます。少なくとも米国では同じPDー1抗体キートルーダにおいて「高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)またはミスマッチ修復機構の欠損(deficient mismatch repair: dMMR)の固形がん」という臓器特異的ではなく遺伝子によって適応が認可されました。胃とか肺とか臓器は関係ないのです。本当腫瘍内科が全てのがんを見る時代になるのでしょう。
ただ残念ながら骨髄腫において死亡者数の増加のため(副作用?)キートルーダの骨髄腫における臨床試験は中止されています。 そうまだまだ進歩しますけど、効果、副作用予測をしっかりしなければ意味がなく、また財政を破壊します。この医療の問題も国難と私は考えています。
今回の選挙。この問題についてもしっかり公約にあげて欲しいのですが、今のドタバタの状況では無理でしょうね。
>主要評価項目である OS(中央値 [95%信頼区 間])は、オプジーボ群で 5.26 ヵ月(4.60 - 6.37)と、プラセボ群の 4.14 ヵ月(3.42 - 4.86) に対して統計学的に有意な延長を示しました(ハザード比 0.63 [95%信頼区間:0.51 - 0.78]、 p<0.0001 [層別 log-rank 検定] )。12 ヵ月の生存率は、オプジーボ群で 26.2%、プラセボ群 で 10.9%でした。
プラセボとの比較ですからもう少しデータとしてのインパクトは欲しかったですが、12ヶ月生存は倍以上ですからね。でもやっぱ反応するのは1/4か。本当免疫治療は大体この割合。
初発(最初から)に使えるわけではないですが、基本最後には必ず使う可能性が出ることを考えると、市場の規模はかなりのものです。小野薬品は胃がん死亡者数の年間5万人程度と予想しています。しかし薬の性質から見て(効果があったら一生投与)、毎年新患5万+効果があった患者(2割?)が積み重なっていきます。そうグリベック効果と言われている始めたらやめられない、薬が効いて生きている限り投与は続くといった製薬会社にはブロックバスター薬となるのです。
今後もまだまだ適応拡大は続きます。少なくとも米国では同じPDー1抗体キートルーダにおいて「高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)またはミスマッチ修復機構の欠損(deficient mismatch repair: dMMR)の固形がん」という臓器特異的ではなく遺伝子によって適応が認可されました。胃とか肺とか臓器は関係ないのです。本当腫瘍内科が全てのがんを見る時代になるのでしょう。
ただ残念ながら骨髄腫において死亡者数の増加のため(副作用?)キートルーダの骨髄腫における臨床試験は中止されています。 そうまだまだ進歩しますけど、効果、副作用予測をしっかりしなければ意味がなく、また財政を破壊します。この医療の問題も国難と私は考えています。
今回の選挙。この問題についてもしっかり公約にあげて欲しいのですが、今のドタバタの状況では無理でしょうね。



