記事

スシローと元気寿司、経営統合協議を開始 海外展開などで効果

[東京 29日 ロイター] - 元気寿司<9828.T>と親会社の神明(神戸市)、スシローグローバルホールディングス<3563.T>は29日、資本・業務提携を正式発表した。英投資ファンドのペルミラが保有するスシローGHD株式約33%を神明に売却する。

この資本・業務提携は、神明とスシローGHDの経営統合協議の開始を前提としている。

株式の譲渡は、1株4000円、総額380億円。約949万株を2段階に分けて取得し、11月14日が2回目の取引実行日となる。

経営統合協議に際しては、元気寿司1人、神明1人、スシローGHD2人から成る統合準備委員会を設置し、検討を進める。経営統合の時期や形態は今後詰める。両社は、食材調達やオペレーションの効率化、採用面などで相乗効果を見込んでいる。

国内市場では強固な事業基盤、調達力、店舗網を構築し、量・質ともに圧倒的な規模の企業に成長することを目指す。一方、海外市場では、競合他社に先行した展開を行う。元気寿司は、店舗の半数超にあたる約160店舗を海外展開している一方、スシローは韓国で8店舗の展開にとどまっている。

スシローGHDの水留浩一社長は会見で「国内で強い競争力を持ったグループ経営ができる。海外展開にも力を入れたい。元気寿司は160店舗の海外展開している。海外に広げる中で、元気寿司のノウハウも大きな助けになる」と述べた。

一方、元気寿司は近年、「回転しない寿司」の展開にスイッチしている。元気寿司の法師人尚史社長は「オンリーワン企業とナンバーワン企業が組んだ。違う特色を持った両社で相乗効果が生まれる」とした。

元気寿司の17年3月期の売上高は349億円、スシローGHDの16年9月期売上高は1477億円で、単純合算は約1800億円規模となる。業界2位のくら寿司を展開するくらコーポレーション <2695.T>の売上高は16年10月期で1136億円。

富士経済によると、2017年の回転ずし市場は6250億円で、前年比3.2%増と成長を見込んでいる。

*内容を追加します。

(清水律子)

あわせて読みたい

「スシロー」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    橋下氏 任命拒否の教授らに苦言

    橋下徹

  2. 2

    給付金効果はあったが見えぬだけ

    自由人

  3. 3

    官僚へ負担どっち? 野党議員反論

    BLOGOS しらべる部

  4. 4

    すすきの感染 酒飲みにうんざり

    猪野 亨

  5. 5

    処理水の安全 漁業側が自信持て

    山崎 毅(食の安全と安心)

  6. 6

    日本における次世代の目玉産業は

    ヒロ

  7. 7

    iPhone12かProか...売り場で苦悩

    常見陽平

  8. 8

    岡村結婚の裏に涙のエレベーター

    文春オンライン

  9. 9

    コロナ巡るデマ報道を医師が指摘

    名月論

  10. 10

    学術会議に深入りしない河野大臣

    早川忠孝

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。