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ロシアの新聞記事,「グーグルがNSAと組んでスパイ活動を」

 サイバー攻撃を巡って,「グーグル対中国政府」の綱引きから,国際的なサイバー冷戦へと拡大しそうだ。

 4日のWashinton Postの記事によると,グーグルのほうからNSA(米国防総省・国家安全保障局)に対してサイバー攻撃を防ぐ協力要請があったという。グーグルがそこまでするとは,サイバー攻撃がいかに深刻な状況に陥っているということか。でも一方で,手を組む相手のNSAは電子スパイを行う組織でもあるだけに,グーグルはやっぱり悪魔なのかと非難の声があがり,企業イメージがダウンしかねない。

 すぐにロシアの新聞も以下のように報じた。ロシア語で理解できないので,その記事に触れたTwitterのつぶやきを合わせて載せておく。

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 グーグルがNSAと組んでスパイ活動をしようとしていると報じたようだ。(蛇足だが,この記事の右サイドにグーグルの広告が掲載されていた)

 NSAは昔から,世界中の軍用情報だけではなくて商用情報も通信上で傍受していると見られている。そのためにNSAの予算や規模も,CIAに比べてけた違いに大きく,最近でもCIAの3倍以上の予算を確保しているようである。

 たとえば暗号のかかった通信も解読傍受できるように,国際標準の暗号方式に仕掛けを組み込んで,NSAだけが解読できるようにしたこともあった。暗号の複合鍵の長さも,NSAのスーパーコンで解読できる程度に短くさせたりしてきた。80年代半ばのイラン・コントラ事件に絡んで,日本の大手商社の通信情報を傍受したこともあった。また,NSAはスパイネットワーク「エシュロン」を構築し,青森の三沢空軍基地が通信傍受の拠点になっているとされている。

 世界中の個人情報を扱っているグーグルが,このような盗聴監視しているNSAと提携することについて,米国民も不安を抱いているようだ。冒頭で紹介したWashinton Postの記事で,グーグルとNSAの提携によりオンラインが安全になるかどうかについて,読者アンケートを行っている。その結果は次の通り。

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(ソース:WashintonPost)


◇参考
Google to enlist NSA to help it ward off cyberattacks(washingtonpost.com)
‘Don’t Be Evil,’ Meet ‘Spy on Everyone’: How the NSA Deal Could Kill Google(Danger Room,WIRED)
Is Hillary Clinton launching a cyber Cold War?(Foreign Policy)

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