あつまろです。
いつ落ちてくるだろう、とマーケットのことを思っていながらもここに来て日経平均20,000円を超えて堅調な相場が続いていて少し驚きます。一方で投資の方は着々と、手堅い企業への投資を続けています。今年だけで配当利回り3%超になる企業にまとまった額の投資をしているので、仮に配当がそのまま維持されれば年間10万円超のインカムゲインになります。
ただ投資先としては、BPのようなオイルメジャーや三井物産など資源関連企業が多いので景気変動の影響をもろに受けるので、そこまで安定的な配当を継続できるかはわかりません。その他、はじめてタバコ事業としてJTに投資していますた。日本企業にしては買収上手でガバナンスもいい企業なので、こちらは比較的安定的な事業経営をしてくれるんじゃないかと思っています。当面は安定的な事業と配当利回りの評価を高めに置いて、マーケットクラッシュしたときの株価下落時においても歯止めがききつつ長期での保有が報われる投資を続けたいと思います。
その一方で、ネットやハイテクを中心とした事業を展開にする企業に投資をしています。こちらはグロース狙い、というか半分投機に近い感覚ではじめています。まずっは資産全体で3%くらいを目安にしたお試しレベルです。1社目はエヌビディア(NVIDIA)。知る人は知る、知らない人は全然知らない企業です。GPU(画像処理半導体)でゲーム・AIなどのディープラーニング・自動車の自動運転の車載半導体にも使われるイマドキの技術全般に使われてるものです。またエヌビディアとGPUについて私の理解を整理する上でも、そのうちブログで書いていきたいと思いますが、まずはここに投資をしています。従来の私なら投資対象にはならないです。
2社目はJD.com。こちらはより知名度が低いと思います。中国のEC通販サイトです。中国ではアリババが圧倒的で、同社は2位です。アリババはマーケットプレイスという楽天に近い運用ですが、同社は自社倉庫などを手がけていて直販体制でどちらかというとAmazonに近いです。中国は米ネット企業が入りにくく中国企業の独自進化を遂げる傾向が高く、中国EC市場の成長性もまだ期待できる、そしてドローンや自動運転などで直販物流のポテンシャルが競合他社に対する優位性を示してそうに思えたので、利益をほぼ出せてない企業ですが投資を決めました。こういう企業に投資をしながらこれらの事業や市場に目を向けていくことで知識をつけていけるといいなと思っています。もちろん投資での成功も期待しています。将来的には5社くらいに投資して、1ー2社くらいが大きく成功できればいいんじゃないかと思っています。
ということで手堅く保守的な投資を「大きな盾」として、ネットやハイテクなどの新事業への投資を矛と言いたいところですが実際には「小さなカッターナイフ」くらいで、挑んでいこうと思って行動しています。
記事
- 2017年09月26日 17:23
盾の投資、矛の投資
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