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進化をはじめたデジカメ2機種


リンク先を見るFUJIFILM デジタルカメラ FinePix Z700EXR レッド FX-Z700EXR R
販売元:富士フイルム
発売日:2010-02-20
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リンク先を見るCEREVO CAM (ホワイト)
販売元:CEREVO CAM
おすすめ度:画像を見る
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このところデジカメで気になっている製品がふたつあります。ひとつは、昨年の12月にリリースされたCEREVO CAMであり、もうひとつが富士フイルムが2月にリリースしたFinePix Z2700XRです。後者は「FUJIFILMにしかできないTOUCH」というテレビCMがかなり流れているのでご存じの方も多いかと思います。
CEREVO CAM
FinePix Z2700XR

なぜ気になっているかというと、やっとデジカメの進化にチャレンジをはじめた機種だということです。これまでコンパクトデジカメは、基本的には性能を上げていくという開発競争を繰り広げてきたわけですが、それはすでに成熟してきており、手詰まり感がでてきていました。いくら機能を加え、性能をあげても価格が下落していく状況がそれを物語っています。
成熟してくると、当然、韓国勢のキャッチアップが始まります。また価格競争では、中国製ならもっと安いということになります。

この2機種がこれまでのデジカメと異なるのは、「撮る」カメラというだけでなく、「撮った写真を楽しむ」という目的を広げることにチャレンジしてきたということです。本質的な価値を広げる方向にマーケティングの舵を切ったということです。

FinePix Z2700XRがタッチパネルで検索できることは、iPhoneで新奇性は弱いとしても、デジカメでは初めてであり、しかもユーザーにとってはかなり使い勝手が良くなることは間違いないと思います。デジカメがモバイルのビューアとしての機能を果たし、写真を見ながら、あれこれ会話も弾みます。

CEREVO CAMは、撮った画像がサムネイルだけ残して、自動でインターネットにアップロードされ、ネットに保存しくれるだけでなく、写真共有やブログ、SNSへの投稿ができます。
FinePix Z2700XRも、PCを介してWEBサイトへのアップロード、YouTubeやFacebookへ簡単に画像をアップロードできるという点で、ネット利用も視野に入れています。

CEREVO CAMのほうは、人気ブログ『キャズムを超えろ!』の岩佐さんが、パナソニックを退職して立ち上げたベンチャー企業であり、体力が気になるところですが、健闘を期待したいところです。いずれにしても、やっと価値を広げる開発やマーケティングが始まったという希望の持てる話題です。

デジカメに関しては、「撮影」という入り口の機能は成熟したとしても、「利用」という出口に関しては、周辺機器に写真ビューアがでてきた程度で、まだまだ発展する余地がありますね。特にインターネット環境が整ってきており、自社でごりごりやらなくともすでにあるネットサービスといかに便利につなぐかからはじめても、まずは手をつけることが大切だと思います。携帯のカメラやiPhoneなどのスマートフォンがやっていると言われそうですが、携帯カメラやiPhoneとは違う道が十分あると確信しています。

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