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- 2010年01月20日 11:32
「激安バブル」に一石を投じる「テキサスバーガー」のヒット
画像を見る「チキンタツタ」などの復活路線に引き続き、BIG AMERICAのシリーズ展開が始まりましたが、その第一弾「テキサスバーガー」が大ブレイクしたようです。店内にポスターがありましたが、その写真がまた良く、ボリューム感たっぷりで、また質感がうまく表現できています。
ニュースリリースによれば、今月17日の1日当たりの全店売上高が、28億1180万円で、1971年の創業以来、1日当たりの売り上げ高の過去最高になり、急遽数量限定になりました。
1月17日(日) 1日の売上 28億1180万円(速報値)創業以来の1日全店売上の最高記録を達成(ニュースリリース)
ご時世というか、twitterによるクチコミも後押しし、反響が反響を呼ぶ結果です。
ツイッターでも高評価!マック!テキサスバーガーのスゴい反響
twitterの詮索結果「テキサスバーガー」
そして、このテキサスバーガーの単品価格は400〜420円。近所の店では、セットメニューが740円でした。決して安いとはいえません。
フライドオニオンの食感とか、ピリッとしたバーベキューソースといった味覚、また通常のビーフパティの約2.5倍というボリューム感、また期間限定販売という商品企画のよさなどと価格のバランスが取れているということでしょう。バリューを感じさせ、お値打ち感があるということです。
このところ、血で血を洗うような激安競争をしかけたり、数量を確保せず、行ってみれば商品が売り切れ、見せかけだけの激安で集客を狙うなど、なかにはモラルを問いたくなることも多く、あたかも「激安バブル」という風潮が蔓延していますが、そんな「激安バブル」に一石を投じるヒットだと感じます。
間違ってもいけないのは、たんなる「激安」と低価格でも十分利益を確保できるビジネスとは似て非なるものだということです。ビジネスのしくみで低価格を実現し、競争力を備えたところと、消耗戦ともいえる低価格競争が同時に起こっているので、混同されがちですが、決定的に違うのです。
その点については、INSIGHT NOW!で、マーケティング・コンサルタントの金森さんが触れていらっしゃるので、参考になると思います。
バリューって何だ? 生き残れる条件って何なんだ!!
さて、「テキサスバーガー」については、こんな見方もできます。マクドナルドは基本的には、客数増に基軸を置いた戦略を取っており、それがうまくいっている限り、あの手、この手と、それこそ手を変え、品を変えのマーケティングが可能だということです。「テキサスバーガー」もそんな戦略上にあり、メニューに変化をつけ、客離れを防ぎ、来店頻度を確保しようとする企画だということです。それこそ商売は「飽きない」であり、お客さまに飽きさせない工夫をすれば、がまた来て買ってもらえるという古くからの正攻法そのものだと感じます。
流通にしても、外食にしても、上場企業の場合、月次情報として、売上や客単価、客数を発表しているところがありますが、既存店の客数の変化は、顧客の支持を得ているか、あるいは客離れが起こっているかの分かれ目がわかる指標です。
既存店での客数の減少を、店舗を増やしてカバーするというのは、客離れが起こり、足下が崩れてきているということであり、健全とはいえません。
さて、マクドナルドの客数増を重視したマーケティングは、その成果がでてきています。昨年の8月以降は連続で既存店の客数増を達成しており、やはり12月はなんと対前年比で8.0%増という驚異的な結果を残しています。お店の雰囲気で感じたとおりでした。元気なビジネスは、「気」が伝わってきますね。
マクドナルドが結構頑張ってる(過去記事)
・記事をブログで読む
ニュースリリースによれば、今月17日の1日当たりの全店売上高が、28億1180万円で、1971年の創業以来、1日当たりの売り上げ高の過去最高になり、急遽数量限定になりました。
1月17日(日) 1日の売上 28億1180万円(速報値)創業以来の1日全店売上の最高記録を達成(ニュースリリース)
ご時世というか、twitterによるクチコミも後押しし、反響が反響を呼ぶ結果です。
ツイッターでも高評価!マック!テキサスバーガーのスゴい反響
twitterの詮索結果「テキサスバーガー」
そして、このテキサスバーガーの単品価格は400〜420円。近所の店では、セットメニューが740円でした。決して安いとはいえません。
フライドオニオンの食感とか、ピリッとしたバーベキューソースといった味覚、また通常のビーフパティの約2.5倍というボリューム感、また期間限定販売という商品企画のよさなどと価格のバランスが取れているということでしょう。バリューを感じさせ、お値打ち感があるということです。
このところ、血で血を洗うような激安競争をしかけたり、数量を確保せず、行ってみれば商品が売り切れ、見せかけだけの激安で集客を狙うなど、なかにはモラルを問いたくなることも多く、あたかも「激安バブル」という風潮が蔓延していますが、そんな「激安バブル」に一石を投じるヒットだと感じます。
間違ってもいけないのは、たんなる「激安」と低価格でも十分利益を確保できるビジネスとは似て非なるものだということです。ビジネスのしくみで低価格を実現し、競争力を備えたところと、消耗戦ともいえる低価格競争が同時に起こっているので、混同されがちですが、決定的に違うのです。
その点については、INSIGHT NOW!で、マーケティング・コンサルタントの金森さんが触れていらっしゃるので、参考になると思います。
バリューって何だ? 生き残れる条件って何なんだ!!
さて、「テキサスバーガー」については、こんな見方もできます。マクドナルドは基本的には、客数増に基軸を置いた戦略を取っており、それがうまくいっている限り、あの手、この手と、それこそ手を変え、品を変えのマーケティングが可能だということです。「テキサスバーガー」もそんな戦略上にあり、メニューに変化をつけ、客離れを防ぎ、来店頻度を確保しようとする企画だということです。それこそ商売は「飽きない」であり、お客さまに飽きさせない工夫をすれば、がまた来て買ってもらえるという古くからの正攻法そのものだと感じます。
流通にしても、外食にしても、上場企業の場合、月次情報として、売上や客単価、客数を発表しているところがありますが、既存店の客数の変化は、顧客の支持を得ているか、あるいは客離れが起こっているかの分かれ目がわかる指標です。
既存店での客数の減少を、店舗を増やしてカバーするというのは、客離れが起こり、足下が崩れてきているということであり、健全とはいえません。
さて、マクドナルドの客数増を重視したマーケティングは、その成果がでてきています。昨年の8月以降は連続で既存店の客数増を達成しており、やはり12月はなんと対前年比で8.0%増という驚異的な結果を残しています。お店の雰囲気で感じたとおりでした。元気なビジネスは、「気」が伝わってきますね。
マクドナルドが結構頑張ってる(過去記事)
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