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ドル112円台に上昇、FOMC受け利上げ観測強まる=NY市場

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 20日終盤のニューヨーク外為市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を受けて米連邦準備理事会(FRB)が12月に利上げに踏み切るとの観測が強まり、ドルが主要通貨に対して上昇した。

FOMC結果発表後にドル/円<JPY=>は一時、2カ月ぶりの高水準となる112.51円に上昇し、終盤は0.5%高の112.17円。主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.7%高の92.426と8月4日以来の大幅上昇となった。ユーロ/ドル<EUR=>は0.8%安の1.1894ドルで推移している。

FRBはFOMCで政策金利の据え置きを決定したほか、最新の見通しで年内にあと1回、来年は3回の利上げを想定していることを明らかにした。また、約4兆5000億ドル規模のバランスシートの縮小に10月に着手することも決めた。

米国債市場では10年債利回りが6週間ぶりの水準に上昇。アメリプライズ・ファイナンシャルの首席市場ストラテジスト、デビッド・ジョイ氏は、市場の反応からは「FRBが今年3回目の利上げの見通しを堅持すると予想していなかった市場関係者が多かったことがうかがえる」と指摘。「そのため、幾分調整が入っている」と述べた。

またアビバ・インベスターズの通貨・金利担当ディレクター、ティム・アルト氏は「現時点で市場は、FRBが予想していたよりもタカ派的だと受け止めている」と語った。

一部の市場関係者は、テキサス州やフロリダ州に甚大な被害をもたらしたハリケーン「ハービー」と「イルマ」の影響により、FRBが利上げを来年に先送りせざるを得なくなると考えていた。

CMEグループのフェドウォッチによると、市場関係者が織り込む12月の利上げの確率は直近で73%となり、FOMC声明発表前の52%から上昇した。

一方、ニュージーランド(NZ)ドルは一時6週間半ぶりの高水準に上昇し、直近は0.6%高の0.7360米ドル。ニュージーランドで週末に行われる総選挙を前に、与党・国民党が支持率で野党・労働党を大幅にリードしていることを示す世論調査の結果が明らかになった。

新興国通貨では、前日に大地震の影響で下落したメキシコペソが米ドルに対して持ち直した。

ドル/円 NY終値 112.21/112.24

始値 111.26

高値 112.52

安値 111.14

ユーロ/ドル NY終値 1.1891/1.1895

始値 1.2004

高値 1.2031

安値 1.1863

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