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幼児教育の無償化は寝言公約か

◎幼児教育の無償化を目指す。 「2005年自民党マニフェスト : 093 幼児教育を国家戦略として展開」

忘れもしない。小泉内閣での郵政解散。この選挙は本格的マニフェスト選挙が始まった時でもあったのだが、自民党のマニフェストを捲ってぶっ飛んだ。
「幼児教育の無償化」!!!!
やられた。マジ、やられた。

・・・と思うのは早計だった。

あれから12年。
その公約は地味に引き継がれているにも関わらず、全く動かず。
マスコミ含めて「マニフェスト違反」の指摘すら誰もしないままに、寝言のようにやりすごされてきたのだが、
「ALL FOR ALL」への抱きつき政策で今回の選挙で目玉にするだとおおお?

先般、一院制についてのところで少し書いたが、こういうある種大転換を伴う政策については、その内容を熟知した学識経験のある議員が必要である。
「貴族院」には「勅選議員」がいて、こう言う時に本当にすごい働きをしている。我妻榮先生もそのひとり。
議事録を読んでほしい。どれほどその内容が素晴らしいか。

その内閣が自分の思う政策を行なうためには、外部の識者や民間登用ではなくて、立法府の一員として国民の付託を得て発言をする議員が必要で、議員はドブ板選挙をやっている人だけでなくて、それとは別に制度政策に熟知した「立法者」もいないといけないんだよな、とつくづく。

本当だったら我が党も井手先生を比例一位等にして議員にしなければならないぐらいなんだよな、と思う。
竹中氏を参議院にした小泉元総理はその辺をよくわかっていたんだよね。

話がそれたが、自民党の「幼児教育無償化」の中身はどんなものなのだろうか。そこにどれほどの「子ども目線」があるんだろうか?
親たち、先生たちが、ちょっと見良さげで、飛びつきそうな中身だったら逆に要注意だ。
実はそれは巧妙に仕組まれて、実はちっとも支援につながらない、もしくは気づけば負担しなくてよいものも背負わされる、なんてことがが往々にしてあるからだ。

学校に通う機会を得られなかった人々を何人も見てきた。
だからこそ、さらに強く思う。

選挙に勝つための方便として、ではなく、
この国に育つ、全ての子どもたちの基本的な権利として主張してくれ。
平和な日本は、世界はその延長上にしか作られない。

ワタクシはこれまでも、これからも、その思いで心の底から訴える。

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