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ある意味、就職氷河期は永遠に続くだろう

田原さんがサンプロを降板するらしい。置換えのきかない人だと思うのでとても残念。
先に切るべきくだらないバラエティはいくらでもあるだろうと思うのだが、そうも行かないところが民放の泣き所なんだろう。
作り手自身が「馬鹿が見るメディア」と割り切っちゃってるんだから仕方がない。

ところで、朝生の際に、田原氏がこんなことを言っていたのを思い出した。
「最近の学生は凄く勉強している」
田原氏は早大で講義を持っているそうなのだが、えらく熱心な学生が多いらしい。
まあそれだけなら40年くらい前はみんなそうだろうが、休講にした際にはクレームまでくるそうだ。個人的な感覚からいっても、少なくとも90年代80年代よりは、今の学生は勉強しているはずだ。

もちろん、学生のすべてがそんな調子というわけではない。
「大学入学こそがゴール!」という昔ながらの人間は相変わらず何にもしないし、入試ハードル自体は下がっているわけだから、就職活動における差は二極化となってあらわれる。
普通の私大生でいくつも内定を採れる人間がいる一方で、東大一橋クラスで内定ゼロのまま越年という人もいる。もはや学歴は決定的な要素ではなく、ある程度の水準以上は、同じ土俵上でガチンコの勝負だと考えていい。

この流れは昨日今日のものではなくて、ここ10年くらいじわじわと進行しているものだ。
東大が05年に就職課を立ち上げたのは、就職活動で苦戦する下半分の学生の存在に、遅まきながら気づいたからだろう。

彼ら上半分の学生をチェンジさせたものは、社会の変化だ。
企業が年功から能力に軸足を移しつつあること。そして、新興国の学生という強烈な競争相手が存在していることに、気付くだけのアンテナを彼らは持っている。

“就職氷河期”と書くと、なんだかそのうち温かくなりそうな印象があるが、これは好不況とは関係のないトレンドの変化なので、景気が持ち直せば以前のように楽になるというものでもない。就職はまだまだ先だという学生も、他人事だとは思わない方がいい。今、就職活動の場で起きている変化は、自分の足元までつながっているはずだ。

今日のような、「良い大学に入りさえすれば人生は上々だ」的な人材が就職で大手にはじかれるという現象を就職氷河期とするなら。
それは永遠に終わらない。

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