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- 2017年09月09日 15:52
山尾志桜里議員叩きの異様性 女性議員だから? 「良妻賢母」を求めているのかもね。
山尾志桜里議員が民進党を離党しました。とても残念なことです。私はこれからも議員としての活躍を期待しているところです。
さて、有権者の中には裏切られたという声もあるようです。待機児童をなくそうということの先頭に立っていたのが山尾氏でした。
待機児童を抱えるお母さんたちから裏切られたという声があるようなのですが、この裏切られたというのはどういう意味で言っているのでしょう。
スキャンダルにさらされ、これまで山尾氏が失脚し、待機児童問題の解決が遠のいたことを言っているのでしょうか。
期待が大きければ、この意味で裏切られたというのであれば、心情はわかります。しかし、それなら、むしろ山尾氏を支援すべきだと思うのですが。
それとも不倫をしていたこと自体が裏切りだというのでしょうか。どうもこの意味で使われているようなのですが、待機児童の問題と不倫問題は何の関連性もないのに、この「裏切られた」というのは理解し難いところです。全くの別問題なのですから、単に不倫に対して感情的に嫌悪感があったというレベルでしょう。
安保法制や憲法9条改憲に反対活動の先頭に立っていた、しかし不倫をした、裏切られたと同じレベルだということです。
だからこそ、待機児童問題と関連付けているのであれば、その思考は、もうちょっと冷静に考えようよと言いたくなります。
これに対して、自分の家庭も守れないなら、という前提をもってきて、そのような人に待機児童問題を言う資格はない、あるいは議員である資格はないという結論につなげている批判もあります。
しかしね、不倫問題は、確かに子にも影響を与えることもある問題ですが、基本的には夫婦間の問題です。無理やり、関連付けたと見えてしまいます。
もっとも子どもよりもその不倫相手と一緒に過ごしているということをとらえて、子を蔑ろにしているという批判もあるようです。
しかし、山尾氏が男だったら同じような批判のされ方をしたでしょうか。
私は、そこにはどうにも「女のくせに、子どもを放っておきながら男といちゃついていたとはね」という発想しか感じられないわけです。
以前、中川郁子議員(自民党)がやはり同じ自民党の妻子ある門博文議員との不貞がスキャンダルとして報じられたときも(中川氏には配偶者はいない)、主に叩かれていたのは中川郁子氏でした。政務官の立場もあったからというだけでは説明がつかないアンバランスな叩かれ方です。
中川郁子氏が女性だからというようにしか見えませんでした。
中川氏の地元の反応は最低で、中川家の嫁の分際でというもので、その封建意識丸出しの発想には暗澹たる思いです。むしろ、中川郁子氏に同情してしまいます。
細野豪志氏は男性だからでしょうか、大して騒がれていません。
さて、国民が女性議員に求めているものは一体、何なのでしょう。良妻賢母でも求めているのでしょうか。こう言ったら何ですが議員としての活動と「良妻賢母」が両立するとは到底、思えません。最初から育休だみたいな議員は、議員活動はせず、育児に「専念」だということになるのでしょうが、通常のまともな女性議員は産休はとっても育休など取りません(制度上、議員の育休はありませんから、事実上、議員活動を休止するということになります。)。まさに議員として活動したいがために議員になっているからです。
議員としての活動は、端っから家庭も子育ても両立することはなく、それを女性議員だからということで「良妻賢母」を求めるのは論外です。それこそ女性には議員をするなと言っているようなものです。
「国会議員が子どもを託児所に預けるのに公用車はダメなのか」
議員活動に性差がないというのであれば、男性議員以上に女性議員が叩かれるのは、あまりに不合理です。
昨今、不倫報道が過熱しているそうです。
「不倫報道、なぜ過熱する? テレビでは笑いがわく場面も」(朝日新聞2017年9月8日)
「いつの世にも不倫はあり、古今東西の文学の題材にもなってきた。だが、メディアコンサルタントの境治さんは「それにしても、いまの報道の過熱ぶりは異常だ」とみる。民放の在京キー局が、不倫報道にどれだけ時間を割いているかをデータ会社に依頼して調べたところ、2014年、15年は30時間未満だったのに、16年に170時間に急増、今年は8月27日までで120時間に上り、「この2年の突出ぶりが際立つ」という。」
モラルに厳しくなったというよりは、それ以外の場面でモラルが向上しているとも言えない状況ですから、むしろ、よってたかって攻撃するという姿です。
さて、有権者の中には裏切られたという声もあるようです。待機児童をなくそうということの先頭に立っていたのが山尾氏でした。
待機児童を抱えるお母さんたちから裏切られたという声があるようなのですが、この裏切られたというのはどういう意味で言っているのでしょう。
スキャンダルにさらされ、これまで山尾氏が失脚し、待機児童問題の解決が遠のいたことを言っているのでしょうか。
期待が大きければ、この意味で裏切られたというのであれば、心情はわかります。しかし、それなら、むしろ山尾氏を支援すべきだと思うのですが。
それとも不倫をしていたこと自体が裏切りだというのでしょうか。どうもこの意味で使われているようなのですが、待機児童の問題と不倫問題は何の関連性もないのに、この「裏切られた」というのは理解し難いところです。全くの別問題なのですから、単に不倫に対して感情的に嫌悪感があったというレベルでしょう。
安保法制や憲法9条改憲に反対活動の先頭に立っていた、しかし不倫をした、裏切られたと同じレベルだということです。
だからこそ、待機児童問題と関連付けているのであれば、その思考は、もうちょっと冷静に考えようよと言いたくなります。
これに対して、自分の家庭も守れないなら、という前提をもってきて、そのような人に待機児童問題を言う資格はない、あるいは議員である資格はないという結論につなげている批判もあります。
しかしね、不倫問題は、確かに子にも影響を与えることもある問題ですが、基本的には夫婦間の問題です。無理やり、関連付けたと見えてしまいます。
もっとも子どもよりもその不倫相手と一緒に過ごしているということをとらえて、子を蔑ろにしているという批判もあるようです。
しかし、山尾氏が男だったら同じような批判のされ方をしたでしょうか。
私は、そこにはどうにも「女のくせに、子どもを放っておきながら男といちゃついていたとはね」という発想しか感じられないわけです。
以前、中川郁子議員(自民党)がやはり同じ自民党の妻子ある門博文議員との不貞がスキャンダルとして報じられたときも(中川氏には配偶者はいない)、主に叩かれていたのは中川郁子氏でした。政務官の立場もあったからというだけでは説明がつかないアンバランスな叩かれ方です。
中川郁子氏が女性だからというようにしか見えませんでした。
中川氏の地元の反応は最低で、中川家の嫁の分際でというもので、その封建意識丸出しの発想には暗澹たる思いです。むしろ、中川郁子氏に同情してしまいます。
細野豪志氏は男性だからでしょうか、大して騒がれていません。
さて、国民が女性議員に求めているものは一体、何なのでしょう。良妻賢母でも求めているのでしょうか。こう言ったら何ですが議員としての活動と「良妻賢母」が両立するとは到底、思えません。最初から育休だみたいな議員は、議員活動はせず、育児に「専念」だということになるのでしょうが、通常のまともな女性議員は産休はとっても育休など取りません(制度上、議員の育休はありませんから、事実上、議員活動を休止するということになります。)。まさに議員として活動したいがために議員になっているからです。
議員としての活動は、端っから家庭も子育ても両立することはなく、それを女性議員だからということで「良妻賢母」を求めるのは論外です。それこそ女性には議員をするなと言っているようなものです。
「国会議員が子どもを託児所に預けるのに公用車はダメなのか」
議員活動に性差がないというのであれば、男性議員以上に女性議員が叩かれるのは、あまりに不合理です。
昨今、不倫報道が過熱しているそうです。
「不倫報道、なぜ過熱する? テレビでは笑いがわく場面も」(朝日新聞2017年9月8日)
「いつの世にも不倫はあり、古今東西の文学の題材にもなってきた。だが、メディアコンサルタントの境治さんは「それにしても、いまの報道の過熱ぶりは異常だ」とみる。民放の在京キー局が、不倫報道にどれだけ時間を割いているかをデータ会社に依頼して調べたところ、2014年、15年は30時間未満だったのに、16年に170時間に急増、今年は8月27日までで120時間に上り、「この2年の突出ぶりが際立つ」という。」
モラルに厳しくなったというよりは、それ以外の場面でモラルが向上しているとも言えない状況ですから、むしろ、よってたかって攻撃するという姿です。
なんにでも首を突っ込む地方の知事として(苦笑)、このツィートに賛同します。僕も他人のロマンスに興味はありませんが、衆を頼んでの人民裁判は嫌いです。それが女性、男性、人種、国籍、思想、信条のいずれに向けられたものであっても。 https://t.co/0t2G3n9DyD
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2017年9月8日
ネトウヨたちがここぞとばかり騒ぐのはどうでもいいのですが、そうでなく、今まで待機児童問題で何とかしようと山尾氏とともに運動してきた人たち、あるいは山尾氏に活動に期待していた人たちまでも「裏切られた」ではあまりに短絡的ではないでしょうか。山尾さんの宮崎謙介氏批判の映像は朝見て呆れた。だけど、人民裁判みてると人間社会に絶望する。山尾さんがダブルスタンダードだろうからってみんなが同じように嵩にかかって叩けばいいわけじゃない。数を頼んで弱いものいじめするやつは、いつだってきらい。それに人の不倫なんてどうでもいい。 https://t.co/oqUXow800E
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) 2017年9月7日



