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山尾志桜里氏は離党も議員辞職もすべきではない

民進党の山尾志桜里衆議院議員が8日、同党を離党した。今週発売の週刊文春が山尾氏が既婚男性と交際していると報道したのを受け、迷惑をかけたという理由で本人から提出されたものを受理したことによる。

しかしながら現在のところ、男女関係があったとしても私生活の問題であり法的に問題になっている話ではない。経済産業大臣政務官を辞任した中川俊直衆議院議員や神戸市議会議員を辞職した橋本健氏とは次元が違う話である。清廉潔白でなければ政治家として認めないというのは、政治家が本来果たすべき職務とは異なるところで政治家の資質を問うことであり、そのような風潮が蔓延するのは危険なことである。

にもかかわらず、党内から離党や議員辞職を求める声が出ていたのは、目先の支持を得るためにその場の雰囲気で意思決定をするという、民主党時代からの軽薄な体質がこの党に染みついていることを表している。さらに、交際を否定しているのに離党するという不可思議な言動をとったことで、山尾氏自身もそうした体質を持った議員の一人であることをさらけ出してしまったといえよう。

とにかく事態の早期取集を図るために「本人の意思を尊重した」という理由で離党を受理したというのも、いかにもこの党らしいやり方だ。しかしながら、こういった問題は今後も必ず発生するであろうことを考えれば、今回のような安易な対応は将来に禍根を残すだろう。山尾氏は簡単に離党すべきではなかったし民進党も離党を認めるべきではなかった。そして、今回の件が理由で議員辞職すべきではない。

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