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政治倫理と政治家の出処進退について思うこと

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こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

今日は次女の発熱により1日在宅勤務をしていたのですが、そうなるとTVを見る時間も増えるわけで、かなりの時間をワイドショー・報道番組が山尾志桜里代議士の不倫疑惑に費やしておりました。

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(画像はWikipediaより)

民進 山尾志桜里氏が離党届 既婚男性との交際報道受け
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170907/k10011130931000.html

これに対して山尾氏サイドの動きは早く、昨晩には早くも離党届を提出したようです。

こうした一連の動きや報道に対して、肯定や否定、様々な意見が百花繚乱といった様相を呈しています。中には「政治家と不倫」についての歴史をまとめた大作記事もありました。

「不倫疑惑」が報じられた政治家は? 山尾志桜里氏への『文春砲』で振り返る
http://www.huffingtonpost.jp/2017/09/07/immoral_a_23199757/?ncid=tweetlnkjphpmg00000001

上記の記事でも言及があるように、日本でもかつては「政治家たるもの、愛人の一人や二人くらいいるのが当然だ!」と言わんばかりに許容されていた時代がありました。また、フランスやイタリアなどでは、首相クラスの政治家に平然と愛人がいたりします。

そういった文脈でなくとも、三浦氏のように「個人の恋愛や貞操感は、政治家としての資質に関係がない」と見る向きもあります。大雑把に双方の言い分をわけるとこんな感じでしょうか。

【欧州・昭和型理論】

・政治家としての資質と不倫等のプライベートは関係がない
・政治家といえど家族間の問題であり、他人が口を出すことではない
・どんなスキャンダルがあっても、政治家として成果を出していればそれで良い

【現代日本型理論】

・政治家は国民の規範でなければならず、不倫などもってのほか!
・家族を幸せにできない人間が、国家のことを考えることができるのか
・欲に負けて理性をコントロールできない人間に、政治家が務まるはずがない

…こればかりは考え方の違いですからね。双方の言い分にそれなりの理があると思います。

ところが今回の場合、というか最近の政界にとみに多いことですが、ここに「ダブルスタンダード問題」がのしかかります。

山尾氏は後者の「現代日本型」論客として、これまで舌鋒鋭く不倫問題などを起こした議員・政党を追及してきました。

こうした負い目があるので、今さら本人が「欧州・昭和型」に舵を切って開き直ることができるはずもなく、支援者が擁護するのもかなり苦しいという展開になっています。

なので今回、「男女の一線を超えていない」ことの証明が限りなく不可能である以上、山尾氏が事態の沈静化のために早々に離党を決断したのは、ある意味で正しい行動だったのかもしれません。

質疑応答がなかったので、事態は収束しない恐れはありますけども…。

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