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目が離せない九州電力と枝野経済産業大臣、郷原弁護士の闘い

私は10月15日のメルマガ第723号で、眞部利応(まなべとしお)九州電力社長(66)はドジを踏んだと書いた。

みずからがつくった第三者委員会の報告書の内容を無視した責任回避の報告書を臆面もなく政府に提出したからだ。いったん口にした辞意を恥じることなく翻して続投を表明したからだ。

そして、自分の不在中に提出された事を外遊中のシンガポールで知った枝野経済産業大臣が激怒し、不快感をあらわにした。

その事について私は10月18日のメルマガ第733号で書いた。

少なくとも眞部社長は辞めざるを得なくなるだろうが、本丸は古川佐賀県知事の去就だ、と。

そこまで行かないと枝野大臣の負けになる。そして原発推進の動きが大きな顔をして復活し、脱原発の気運は失せて行く、と。

その後の展開は私の予想を超える勢いで進んだ。

古川知事が辞任はしないと早々と宣言したと思ったら、それに呼応するかのように今度は九州電力の開き直りだ。

10月24日の東京新聞を読んで驚いた。九州電力のドンと言われる松尾新吾会長が出てきて22日深夜に記者会見を開き、眞部社長を「この状況をクリアするのに最適な人材だ」と述べて続投させる意向を示したという。

それどころか10月24日の日経新聞によれば、再提出する予定の最終報告書についても、従来の見解を変えない、
古川佐賀県知事の発言はやらせの発端ではない、と見解を明言するという。

驚くべき開き直りだ。

もちろん枝野経済産業大臣の面目は丸つぶれだ。黙って引っ込むはずはない。

「報道が間違っているんだろう」という強い表現で不快感を示したという(24日各紙)。

そして今度の枝野大臣と古川知事、九電の闘いの火付け役である郷原弁護士が再び参戦してきた。

一旦は大阪府知事選に乗り気になった郷原氏が、九電のメール問題が再浮上してきたとして「(九州電力の問題が)現在の最優先課題。今は知事選について考える状況にはない」として否定的な姿勢を示し(24日産経)、この闘いに参戦するという。

この闘いからは目が離せない。この国の脱原発の帰趨がかかっている・・・の帰趨がかかっている・・・

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