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前原民進党で野党再編とは小池新党に吸収されたい? 挙党態勢と言いながら小池新党との連携は大いに矛盾

 民進党は前原氏が代表となりました。

 枝野幸男氏を要職につけて挙党態勢を取るということであり、これ自体は政党として再建していくためには当然といえば当然のことです。

 ところで民進党議員の中には、小池票が欲しいという人たちがいます。
前原民進党誕生、どうなる野党再編」(TBS2017年9月1日)

「「私は他の勢力との連携や協力の可能性を排除しません。私たちの掲げる理念政策を高く掲げて皆さま方に協力をお願いします」(民進党 前原誠司新代表)
 というのは、前原氏を支持した議員の中には、非自民勢力の結集や小池都知事と近い若狭衆院議員が結成を目指すいわゆる「小池新党」との連携を含め、野党再編に期待する議員がいるからです。
 
「手をつなげるところは、国会の場で連携していかれればいいのではと思います」(小池百合子 東京都知事)

 小池都知事も、このように述べ、前原民進党との連携に前向きな姿勢を示しました。」
 小池氏まで「連携」を言い出し始めました。それはそうでしょう。早晩、小池新党に陰りが出てくることは避けがたいからです。私は、その時期はもっと後かななどと思っていましたが、もう陰りの前兆が出ていたのですね。

参照

民進党代表選と小池新党のタッグはあるか?」(選挙プランナー 三浦博史の選挙戦最新事情)

 この民進党議員らが期待している野党再編とは何でしょう。自分が所属する民進党も解党して小池新党と合流するということでしょうか。そうなると党としての独自性とか、再建からはほど遠く、これこそ悲壮感漂う民進党を自爆させてでも、自分の議員としての身分は守ろうというものですから、もう政党としては存続できない状況に陥っているのかもしれません。

 議員の白票投票が8もあったことから離党予備軍がいるというようにも言われていますが、前原支持層にもそういった「期待」があるようですから、決して8に止まるものではなく、かなりの重体です。

 挙党態勢と言いながら議員は、再編を期待しているなどというのが両立しているんだろうかと言わざるを得ませんが、背水の陣となり解体の危機にある民進党と思ったよりも勢いがつけられなかった小池新党がタッグというのでは、あまりに悲壮感が漂いすぎています。

 これで民進党が今まで以上の支持が得られるとも思えません。

 せいぜい選挙区では、民進党から離党し、小池新党に移った議員のところでは民進党は候補を立てないというぐらいの選挙協力しか思いつきません。

 以前、日本維新の会と民主党(当時)が2012年の総選挙に臨んだときと同程度のものでしょう。それを見越してか若狭氏の目標数は、当時の日本維新の会の獲得議席数ですから。

日本ファーストが泥船なわけ 早晩、沈没する 野党としての存在意義はない

 前原氏は、地域によっては共産党との連携にも含みも残しているとも言われていますが、北海道では、特に連携は不可欠です。前原氏がその連携すら否定するなら、実際にも民進党議員は激減します。2012年の総選挙のときと同じになります。

 これも民進党内部のお家事情ということになりますが、それでいて消費税率アップなどと言い出したら、議員自身が守ろうとしていた自らの議席も失います。

 教育の無償化の財源ということですが、税率アップによって、教育財源以上の税が取られることは誰もが知っています。

 枝野氏はその財源は赤字国債などと言っていましたが、何故、法人税率の引き上げを言えないのでしょう。ここが保守系と共産党との大きな違いです。

 消費税率の引き上げと赤字国債とどちらがいいかと問われても困りますが、少なくとも大衆課税は明らかに論外です。

 消費税率をどうするのかも前原民進党に大きく問われるところですが、消費税率アップで共産党との連携をシャットアウトということになれば、さらに自滅に近づきます。

確かに泥舟状態だから、誰が舵取りをしても難しい

画像を見る
ホームページより

 代表選挙に近づくにつれて前原氏の発言が揺り戻されているのも「現実路線」ということに大きな影響を受けているのでしょうが、とりあえずは10月に実施される衆議院補選をどう乗り切るのか、野党連携で勝利も望めるのに、三戦全敗では民進党の将来はありません。

民進党代表選挙が終われば待っている衆議院議員補欠選挙 対応が問われる野党間の候補者調整

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