- 2011年11月20日 08:44
セイフルイスラムの逮捕
20日は方々のメディアがカッダーフィの息子で、後継者と目されていたセイフルイスラムがリビアの南部で、ニジェ-ルに逃亡しようとして隠れていたところを19日夕逮捕されて、zintanaに移送されたと報じています。
19日付のal qods al arabi net はzintanaの司令官が、セイフルイスラムは捕まった時に、民兵の司令官に100万ドルの賄賂で見逃すように持ちかけたと報じています。記事はまた、セイフルイスラムが革命勃発後、zintanaの住民に政府に抵抗せずに武器を引き渡せば、各人に25万ドル支払うと提案したが、これは彼が依然としてリビアの国富のうち巨額を所有していることを意味していると報じていると伝えています。
他方19日付のal jazeerah net の記事は、リビアの新首相アル・キブがセイフルイスラムはリビアの裁判所で抗せな裁判を受けるであろうと語ったと報じています。
取りあえずの記事の要点はいじょうですが、セイフルイスラムは確か安保理から国際刑事裁判所ICCに付託されており、ICCの要請に基づき、インターポールから国際指名手配されていました。
従って、今後リビア政府とICCのいずれが、彼の裁判権をもつのかという問題が生じてきますが、ICCはその規定の第17条で裁判管轄権を有る国が裁判をする場合には事件を受理不許容とする(comprementalityの原則)、と明確に規定していますので、リビアが態度変更しない限り、リビアで裁判を受けることになります。
おそらく国際的には、リビアの裁判所が公正な裁判をできるか否か等の議論が行われると思いますが、ICCの条約上の規定は明確で、リビアが裁判することに国際法上の問題はないと思います。
とり急ぎ
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2011-11-19-19-26-22.htm
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/272CF8CA-9CB4-4AEE-BA0F-B7564D8C59DC.htm?GoogleStatID=1



