- 2011年11月20日 00:32
日本はこれを操れるか?
少し先走って下のような経済関係図を作ってみましたが、どの経済圏もすでに存在するか、または具体的な策定段階に入っている。アセアン諸国が造る ATIGA(Asean Trade In Goods Agreement:中国を警戒したアセアン物品貿易協定)に、日本もFTA(二国間、または複数間経済協定)で関係するとして、アセアン諸国から赤い細い線で日本を包んでいます。すでにアセアン諸国には経済進出していますので、その各国と相互経済協定持つことはメリットになるでしょう。韓国も中国も、FTAでアセアンとの経済関係を強化する方向です。そうすると、たとえばベトナムで作った日本製品を安く中国へ売ることも、その逆も可能になると想像できます。対中国同盟のアセアンだが、ミャンマーの様に親中国のような国もあるので、不安材料もある。
ユーラシア経済同盟は、以前にも書いたロシアが構築中の新しい経済関係で、日本は加盟はしていないが、中央アジア諸国の取りまとめにプーチンは動いている。この延長線上に資源絡みで日本、韓国、中国、北朝鮮があり、ロシアは関係を再構築している。この威力には未知の部分が多く、経済と政治、外交をどの様にまとめるかという問題があるが、ロシアの考えは、どれを今優先するかという捕らえ方で、経済の低迷が続く日本は当然経済が優先で、日本はすでに天然ガス輸入を機に動き出している。今は資源輸出国のロシアだが、プーチンの構想には、日本など先進国の技術導入で、生産国になろうという思惑があるようだ。日本とロシア、経済で急接近とロシアンパワー
TPPは現在進行中の経済圏で、説明は省きます。日本では余り書かれないですが、これには南米の太平洋岸諸国も含まれていて、米国の南米への中国進出を警戒する思惑もあるのだろう。
この大きな経済圏3つが日本で重なるわけで、光の3原色なら、ここ日本で3色が重なれば無色になるわけです。つまり、日本がこの3色をうまく器用に操れば、自由変幻自在に、場面に応じてどんな色ででも立ち振る舞える無色でいられるわけで、日本独自の新しい取り組み方が創造できるように思うのだが、そのためにも省庁の縦割り行政を見直し、臨機応変に、かつすばやく諸問題に対応していく体制の確立も大事だろう。しかし、日本はそんなに器用だったか?器用貧乏という言葉もある。
- リュウ&ネコのフー&ミー
- 海外の注目ニュースを2匹のネコとともに紹介



