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北朝鮮:弾道ミサイルを発射し日本上空を通過

北朝鮮が弾道ミサイルを発射しました。

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム(Jアラート)による情報伝達も行われました。午前05時58分ごろに発射され、われわれ国民のもとには午前06時02分に通達されました。午前6時07分ごろ上空を通過、午前06時12分ごろに襟裳岬沖1,180kmの海に落下したようです。Jアラートのタイミングとしては、屋内への避難等、最低限の行動が可能な時間かと思われます。

北朝鮮の弾道ミサイルが日本の上空を通過するのは、1998年のテポドン1号、2009年の銀河2号に続き、3度目です。衛星運搬ロケットが上空を通過した2012年銀河3号(衛星:光明星3号)、2016年光明星(衛星:光明星4号)を加えると、北朝鮮飛翔体が我が国上空を通過するのは、5度目となります。

北朝鮮西岸から北東に向けて発射されましたが、上空を通過し、領土への被害が想定されるものではなかったことから、ミサイル防衛システムによる破壊措置は実施されませんでした。
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北朝鮮からの飛翔距離は約2,700kmと推定されます。
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ロフテッド軌道ではなく、最小エネルギー軌道で発射された準中距離弾道ミサイル(MRBM)~中距離弾道ミサイル(IRBM)かと考えられます。なお、3つに分離したとのこと。

なお、平壌からハワイに向けて発射された飛翔ルートは以下。
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平壌からグアムに向けて発射された場合の飛翔ルートは以下。
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グアム沖の公海に向けて「火星12」を複数発発射するとの声明を出していましたが、政治的考慮により、日本上空を通過させることを選んだのでしょうか?

北朝鮮の弾道ミサイル発射は、国連安全保障理事会決議169517181874への明確な違反です。大気圏外(高度500km超)とはいえ弾道ミサイルを日本に向けて通告なしに発射したことは、我が国の安全保障を脅かす重大な行為です。

1998年にテポドン1号が日本の上空を通過し、三陸沖へ落下したことで日本は情報衛星の導入を決めたように、すでに我が国ではではイージス・アショアの導入を決定しています。

日本を通過する中~大陸間弾道ミサイル(IRBM~ICBM)の完成を待つまでもなく、日本をすっぽりと射程に収める準中距離弾道ミサイル(MRBM)「ノドン」そして「北極星2号」はすでに配備されています。米国にとってはようやく現実的になり始めた危機かもしれません。一方、日本にとって北朝鮮の弾道ミサイルは長年にわたり我が国の安全保障を脅かし続けていることを再認識する事態となるでしょう。


詳細は随時追記します。

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