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インフルエンサーが企業アカウントを運用?顧客と共創する、インフルエンサーマーケティングの未来

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5. 運用で大切なのは「真の顧客目線」

大久保:テストマーケティングで何社か試された際にはかなり良い結果に繋がったとお伺いしました。

福田:わかりやすい事例では、リリースにも掲載しましたSuperGroupies(スーパーグルーピーズ)ですね。同ブランドはアニメイトの子会社が運営する「ファッションにアニメを」というコンセプトのアパレルブランドです。PRSTを入れた結果、3ヶ月の運用でフォロワー数が196%増、月間のいいね数が8200増加しました。プロフィールに記載していたECサイトの売り上げも伸びて、クライアントにも大変喜んでいただけました。

この事例がうまくいった背景には、クライアントが我々を信頼しすべてを委ねて頂けたことがあると考えています。よく運用代行だと「こういう風に撮って欲しい」「これはやってほしくない」といった指示が細かく自由度がない、そういった場合は成功させるのが正直難しい。SuperGroupiesの場合は基本的にお任せいただけたので、インフルエンサーのクリエイティブが数字的にもきれいに伸びたと思っています。

大久保:リクエストが多い場合、どのような問題が起こるのでしょうか?

福田:わかりやすく言えばそういったリクエストには顧客目線がないことが多いんです。ブランド主体の一方的な発信には共感は生まれづらい。逆にインフルエンサーはソーシャル上にいるユーザ、つまり顧客のことをとてもよくわかっていますから、どうしてもそういったリクエストに応えられないことが多い。そこでご理解いただけない場合には数字を伸ばすのも難しくなってしまいます。

※その他事例

6. 今後の展望

大久保:最後に、現状のサービスやインフルエンサーマーケティングなどを踏まえ、今後の目標をお聞かせいただけますか?

福田:直近で言えば、市場を成熟させることが急務だと考えています。ここまででお話ししている企業とインフルエンサー双方のリテラシー向上や、インフルエンサーの教育、それらも大前提ですが、もう1つ早期に挑まなければいけない問題がステルスマーケティング、“ステマ”をどう撲滅するかでしょう。

現状はステマをやらせる企業もたくさんいますし、インフルエンサーもそれを受けている。この慣習は変えていかなければいけない。企業側が#PRをつけたがらないのは、ユーザが「広告だ」と思って引いてしまうと考えているから。ただ先ほどの雑誌の例を再び引用すると「編集タイアップのページ読んで、読者が引く」と言っているのと同じなんですよ。そんなことはない。

なぜ引かないかといえば、編集者と企業が共創して読者になじむように、作り込んでいるから。インフルエンサーも同様で、タイムラインになじむように作りこむからユーザにとってはPRかどうかなんて関係がない。その理解が進まなければいつまでも市場が成熟しない。それは避けなければいけません。

少し長いスパンで言うと、個人の時代を後押しする存在になりたいと考えています。いまやインフルエンサーと呼ばれる人は自分のアカウントに何万人、何十万人ものフォロワーを抱え、リーチする力を持っている。例えば1日1回投稿でも、一ヶ月では数十万、数百万人にもリーチできる。個人が凄まじい影響力を持って企業よりも多くの人にリーチできる時代に変化しつつある。

この変化が進めば個人の価値がどんどん上がっていく。我々はプラットフォームを通してこの変化を後押ししていきたいんです。そのためにSPIRITがありPRSTがある。もちろん、今後もさらに後押ししていけるプラットフォームを提供していきたいと考えています。

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