- 2017年08月23日 15:53
【皆既日食から兵器まで】
アメリカでは21日、皆既日食が観測されました。テスラのマスク(Elon Musk)CEO はツイッターに「サングラスを着用して、Model Sのガラス屋根を通じて皆既日食を見た。Wow!」と投稿し、電気自動車の中から見たことを披露しました。
そのマスクCEOがAI=人工知能の開発者らとともに殺人兵器としてのロボット開発を禁止するよう国連に要請したという報道が相次いでいます。
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(NASA)
Washington PostはElon Musk calls for ban on killer robots before "weapons of terror" are unleashed (マスク氏、"テロ兵器"が出回る前に殺人ロボットの禁止を求める)の中で、「テスラのマスクCEOは北朝鮮よりもAIの方が世界にとってリスクだとこれまでに言ってきた。今度は、100人のロボットやAI専門家とともに国連に対して自動兵器(autonomous weapons)を禁止するよう求めた」と伝えています。
この中で、マスク氏のほか世界のトップ棋士を破ったコンピューター囲碁プログラムのアルファ囲碁のムスタファ・スレイマン(Mustafa Suelyman)らあわせて115人が2日に公開した書簡で「殺人のための自動兵器は、(火薬、核兵器に続き)第3の戦争革命になる。一度開発されれば、これまで以上に大規模で想像を絶するスピードで戦闘が起きる」と訴えています。書簡は、特定通常兵器使用禁止制限条約の対象とするよう促しています。
Los Angeles Timesは、この書簡が本来、自動兵器に関する各国政府の専門家が集まる会議の開催日となるはずだった21日に公表されたが、会議自体が11月に延期されたと伝えています。
マスク氏が2年前の2015年にも3000人のAIやロボット開発者、さらに物理学者のスティーブン・ホーキン博士、アップルの共同創設者のスティーブ・ウォズニックとともに書簡に署名し、人工知能が暗殺、国家転覆、一定の民族の虐殺などの兵器に使われかねないととして、懸念を示しました。
「マスクのAI観とFacebookのマーク・ザッカーバーグCEOなどのAI観は衝突し、先月、ザッカーバーグはマスクの警告は過剰で、自らを"楽観的だ"と評した」と伝えています。
やや強引ですが、戦いといえばアメリカが今展開している戦いはアフガニスタンです。16年に及びます。
トランプ大統領は21日、新らなアフガニスタン戦略を発表しましたが、New York Timesは「長く待たれた発表だったが、兵士の数についても成功の物差しも示さなかった」と批判。
「具体的な兵士の投入数や成功の物差しを示さなかったことで長引く戦争にで疲弊し、トランプ勝利の原動力となったアメリカ国民からの批判を事実上避ける狙いがあった」と解説しています。アフガニスタンに駐留するアメリカ兵は現在8400人だと推定されるということです。



