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スタートアップがリリースを送る時に考えたい8つのポイントーStartupDatingVol.12レポート

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StartupDatingのvol.12は9月後半の開催だったので1カ月以上遅れてのレポートだ。

メディア記者、ブロガー、ライターの元には日々情報が沢山届く。リリースポスト用のメールからは勿論、最近ではfacebookやTwitterなど関係性のあるルートからやってくることも多い。どうすれば多くのリリースに埋もれず、そしてしっかりと深い記事をメディアに書いてもらえるのか。イベントではCNETJAPANの岩本有平氏、日経ビジネスの原隆氏、PennOlsonの三橋ゆか里さんが自身の体験を語ってくれた。

5W1Hをしっかりかく


リリースの書き方にルールがあるとすれば岩本氏が「5W1Hなどの要素がないと送っても無駄になる」というように基本的ないつ、どこで、誰が、なにを、どうやってという要素をきちんといれる、ということになるだろう。また三橋さんが「メディアキットを用意したほうがいい」というのも大切な考えだ。書く側のことを考えたリリースは取り上げる側に伝わるものが多い。

送るタイミングを理解する


「リリースを頂いた瞬間に明日(雑誌が)発売とか。切なくなる」ー原氏が話すこの感覚は私もよく経験する。実はこれ、最も多いすれ違いなのではないだろうか。例えば日経ビジネスのような雑誌は物理的に発行までに時間がかかるので、相当前から話を持ちかける必要がある。

一方ウェブは土日祝日などを除き、編集部が稼働している限り掲載は可能だが、夕方以降はその日に取り上げられることは難しくなる。紙面、ウェブ両方にいえることは少なくとも数日前、可能な限り早い段階でコンタクトしておくべきだということだ。

定番の話題を押さえる


スタートアップが押さえるべきリリースの話題はサービスロンチ、資金調達、リニューアルといったベーシックなものから、賞レースでの受賞や事業提携などのイベントなど、数は多くない。それだけにそういう話題がでるときは大切にすべきだろう。

記者やライターと積極的にコミュニケーションしておく


私はサービス書くとき、ソリューションよりもどういう人が作っているかに注目している。特にファーストリリースは登山で例えるならまだ登山口でしかない。この段階でサービスの細部をあれやこれやと評価することは難しい。

このようにスタートアップがアピールするところと書き手が面白いと思うところがずれている場合、話せる関係にあれば「新しい切り口を見つけることができる」(原氏)ので、書ける範囲が広がる可能性がでてくる。

テストや開発に参加してもらう


記者やライターがサービスに興味を持ってくれているなら、開発テストに参加してもらうのも一つの手だろう。取り上げるタイミングをお互い確認しながら、さらにサービスの深い部分を知ってもらうことにつながる。ただし、情報開示に繋がるので信頼関係がある、ということが前提になるのはもちろんだ。

難しいテーマに付き合う


記者は時にテーマを組んで取材にあたる。そういう場合、よい話よりも難しいテーマ、あまり表に出したくない情報などを求めることがある。スタートアップの場合は特にピボット(事業がスムーズにいかずに方向転換)や廃業、そういう場合があるかもしれない。よいニュースだけでなく、悪い話題の場合でも、その内容やテーマをよく吟味して、意味のある発言に繋がる場合は協力することも関係を作る上で大切だ。

どうやって記者と会うのか


「まず新しいものがあるので会ってくださいというリクエスト。友達のつながりで紹介された場合は会いにいきます」と話すのは三橋さん。facebook経由などでつながりが分かりやすくなったのでソーシャル経由での紹介というのは確かに増えてきている。

大きなメディアになると「PR会社経由も多い」(原氏)そうだが、スタートアップの場合、各媒体に用意されているリリースポスト用のメーリングリストに投稿する、というのがまずは第一歩だろう。(私たちにコンタクトしたい場合はこちら)また、StartupDatingのようなイベント、Facebookグループに参加して探すのも手だ。

記者はどこをみているのか


記者の視点を理解することも大切だ。適切な情報を提供すれば、彼らはリリースを単なるニュースではなく、ストーリーにしてくれる。例えば岩本氏は「いままでこういうことがあったのに、こういうアプローチがあるんだ、という違和感を探している」という。また原氏はサービスだけでなく「どういう会社にしたいか」という起業家としての目的を聞き出したいと話していた。

いかがだっただろうか。私たちStartupDatingは主にアジア圏のスタートアップを積極的に取り上げているので、質問があったらコメントなどで聞いてほしい。



今月も、参加費総額の中から1万円を日本赤十字の東北大震災募金口に寄付させていただきました。ありがとうございます。

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スタートアップデイティングの共同オーガナイザーです。前運営時のTechCrunch Japanでは東京Campなどのイベントやライター活動も実施。2011年にbootupAsiaを設立。
Co-Founder for bootupAsia Inc. and @startupdating. Writer of TechCrunch Japan
http://bootup.asia

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