終戦記念日
— 村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) 2017年8月15日
僕は国よりも自分のことが好きなので絶対に戦争が起きても行きません
よろしく
あとおれが戦争行きたくないって意見にコメントに「だったら日本からでていけ!」とか「お前は朝鮮人か!」とか「お前みたいなやつ黙れ!」って意見あったのみて、この声が、戦争漫画でよくみる「この非国民が!」かと。そーいうやつから順番に戦闘機に乗せる法案を提案したい。
— 村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) 2017年8月12日
私は、この村本さんのご意見を否定する気はありません。
それぞれにそれぞれのお考えがあります。
ちなみに村本さんの弟さんは自衛官だそうで、戦争に対してはより思うところがおありだと思います。
また、余談ですが私個人的に村本さんは好きです。
ウーマンラッシュアワーさんも好きです。
ですが、このツイートを見て「ちょっと誤解されてるんじゃないかなー」と感じました。
そして、この誤解は村本さんだけではなく、結構多くの方に見受けられます。
今回は、その「誤解」について。
日本には、自衛隊という組織があります。
そして、「戦争に行く」のは自衛官です。
プラス、普段は企業などに勤務している「即応予備自衛官」、「予備自衛官」も招集されれば、同様です。
まあ、自衛隊は専守防衛なので、「戦争に行く」というより「戦闘行動を含む国防のための活動を行う」という言い方のほうがしっくりくるんですが。
ので、自衛官、即応予備自衛官、予備自衛官のどれにも該当しない人が、いわゆる「戦争に行く」をすることは決してありません。
戦闘はプロがやることです。
所定の訓練を受けた人が、戦闘に関わる所定のお仕事を担当します。
戦車の訓練を受けた人が戦車のお仕事をします。
戦闘機の訓練を受けた人が戦闘機のお仕事をします。
訓練を受けていない人に、それはできません。
自衛官であっても、戦闘機の訓練を受けていない人は戦闘機のお仕事はできません。
自衛官の中でも、「戦闘機のプロ」のみが、その担当をします。
自衛隊は、日本の代表として戦闘をします。
サッカー未経験者がサッカー日本代表に選ばれてワールドカップに出場することはあり得ませんよね。
サッカーのプロのうち、ワールドカップで試合をするに相応しいと選ばれた人だけが出場し、勝利を目指します。
サッカーの素人がワールドカップに出たら、負けてしまいます。
戦闘も同じです。
自衛官ではない人が戦闘に参加したら任務が遂行できません。
ワールドカップで負けても国民の命は無事ですが、戦闘はそうではありません。
任務の失敗が国民の生命や財産に直結するからこそ、それを担当する人は絶対にプロでなければならないんです。