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ペンス米副大統領、南米諸国に北朝鮮との関係断絶を要請

[サンティアゴ 16日 ロイター] - ペンス米副大統領は16日、ブラジル、ペルー、チリ、メキシコに対し、北朝鮮との関係を断絶するよう要請した。また北朝鮮を巡って「全ての選択肢」が検討対象だと述べた。

訪問先のチリで同国のバチェレ大統領と共同で行った会見で述べた。

ペンス副大統領は「米国は北朝鮮の外交的孤立を重視しており、チリ、ブラジル、メキシコ、ペルーに全ての外交・経済関係を断つよう求める」と述べた。

ペンス氏が言及した国の大半は、北朝鮮と直ちに関係を断つ計画はないとしている。

ブラジル外務省の報道官は、通商・外交関係を断つかとの質問に対し、国際組織の決定に従うと述べた。同国は2009年に平壌に大使館を開設し、北朝鮮はブラジリアに大使館を設置している。

ペルーのサバラ首相は記者会見で、米国から正式な要請はないとし、適切な時期に状況を判断すると語った。メキシコ政府はペンス氏の発言に対するコメントは今のところ発表していない。

南米諸国と北朝鮮の貿易の規模は大きくない。ブラジル政府の統計によると、2016年の同国の対北朝鮮輸出額は210万ドル相当で、大半がコーヒー、食肉、たばこなどだった。北朝鮮からの輸入額は870万ドル。

ペンス氏は、チリが輸出するワインをぜいたく品に分類することを「特に歓迎する」と述べた。国連の制裁では北朝鮮へのぜいたく品供給は禁止されている。

アルゼンチンは、北朝鮮との外交関係はないとした。

左派政権のキューバとベネズエラは、最近の北朝鮮情勢を巡り大きな反応は示していない。ただ駐ベネズエラの北朝鮮大使は、両国が関係強化に関心があると述べている。

ペンス氏はアルゼンチン、コロンビアを含む南米諸国を訪問中。パナマを訪問した後に予定をやや早めに切り上げて帰国すると明らかにした。

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