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アメリカが北朝鮮を空爆する日は近いのか〜田原総一朗インタビュー

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アメリカが9月9日に北朝鮮を空爆?

Getty Images
では、ロシアについてはどうか。ロシアといえば、アメリカ大統領選挙に介入したのではないかという「ロシアゲート疑惑」が、アメリカの政界を揺るがせている。

トランプは選挙期間中、対中国とは対照的にロシアとの融和路線を示していた。しかし、アメリカの議会は、ロシアに対する制裁強化法案をほぼ全会一致で決議した。トランプは本当は拒否権を発動したかったが、それを覆すだけの数があったため、抵抗することを諦めて法案に署名した。

この制裁強化法案が、ロシアに効いているのではないか、とみられる。

ただ、問題は、中国やロシアが決議通り、北朝鮮への経済制裁を行うのかということだ。特に中国は、やるやると言いながら、結局は北への制裁をやらない可能性がある。

さらに、制裁に対して、北朝鮮がどう反応するのか。北朝鮮は制裁に対して反発して、もっと強硬な姿勢をとるのではないかという見方もある。

金正恩の父親の金正日は、硬軟両方の手法を取っていて、六カ国協議などの対話にも応じていた。しかし、金正恩は父親と違い、強硬路線一本槍だ。その理由として、彼が北朝鮮内部を統率できていないことがあると考えられる。

金正恩はこれまでに何百人とも言われる幹部を処刑したとされるが、それはつまり、弱気に出れば反乱が起きるということだ。国内を統率できない指導者が、国外に対して強気の姿勢を取り続けるのはよくあることだ。

そうなると、北朝鮮への経済制裁を強化しても、金正恩の強硬姿勢を変えることはできないということになる。

北朝鮮のミサイル開発をめぐって、トランプ大統領と安倍首相は7月31日に電話会談を行なった。この52分間の会談の中で、トランプ大統領が「アメリカは9月9日に北朝鮮を空爆する」と伝えたという情報がある。週刊現代がスクープとして報じた。その真偽は不明だが、トランプの発言自体、いまひとつ信用できないので、参考程度に考えるべきだろう。

さきほど述べた通り、もし本当にアメリカが空爆すれば、北朝鮮はただちに韓国を攻撃するだろう。世界の情勢はいちだんと緊迫している。そのとき、日本はどうするのか。

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