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小沢一郎氏公開討論会−「震災は国民主導最大のチャンス」

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民主党・小沢一郎元代表と、オランダ人ジャーナリスト、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏の公開討論会が自由報道協会主催で行われた。小沢氏は「震災は改革のチャンス」とし、「復興の大義名分を使って、中央集権から地方分権へと舵を切るべき」と語った。また、菅首相に対しては「その時々で思いついたことを言って、自分の言葉に責任を持たない。それが最大の問題」と批判した。【取材・構成 田野幸伸(BLOGOS編集部)】


プロフィール


カレル・ヴァン・ウォルフレン

1941年、オランダ・ロッテルダム生まれ。アムステルダム大学教授・ジャーナリスト。 1987年にはフィリピン革命についての報道でオランダのジャーナリズム大賞を受賞。ジャーナリズムの目的推進のために積極的に活動し、日本外国特派員協会の会長および会計責任者を務めた。30年以上にわたって日本の権力構造をめぐる取材・分析をおこない、日本と欧州を行き来しながら先鋭的な批評活動を展開してきた。今年3月には小沢一郎と検察・マスコミの権力構造を書いた「誰が小沢一郎を殺すのか」(角川書店)を出版した。


小沢一郎×カレル・ヴァン・ウォルフレン公開討論会


モデレーター:上杉隆氏

上杉:まず、震災について。東日本震災以降小沢さんの影が見えなかった。何をしていたのか。


小沢:いまだかつて経験したことのない大災害。私も被災県の岩手県の出身。福島の原発と放射能汚染の問題。非常に深刻な事態だと機会があるたびに訴えていた。今、日本人の長所が発揮されていると同時に、欠点も露呈されている。長所というのは、大災害にもかかわらず、力を合わせて復興のために頑張っていること。忍耐と努力。それは日本人として誇っていいこと。

ただ、いまだかつてない危険性を秘めている原発事故と放射能汚染の拡大に直面している。こういう事態になると、個人的な力の発揮ということ以上に、国家として前面に立って、英知を集め、思い切って対策を講じていく仕組みと姿勢が必要だと思うが、一般の国民の中からそういった強い要求・動きが出てこない。非常に日本的な現象だと思っている。ほかの国だったら。(今の政治の現状を)黙って見過ごしているようなことはない。大きな国民運動に広まりかねない。

そういうところが日本の国民性の不思議なところ。「まあまあ」と、みんな頑張ってるとなる。この問題は、マスコミ自体も政治家が何をするべきなのか、この深刻な状態をどう克服すべきなのか、そのためにはどんな体制が必要なのか、政治家はどうあるべきなのか、国民に問うべきだと思う。

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