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- 2017年07月28日 11:25
女性トップの内憂外患
くしくも話題の二人が辞意を表明しました。蓮舫代表と稲田大臣。共通するのは期待が先行したものの苦しくて夜も眠れなくなった女性リーダー達のぎりぎりの判断という点でしょうか。
私は時々、世界の女性リーダーが苦境に陥っていることをこのブログを通じて指摘させていただいています。ブラジルのルセフ元大統領、韓国の朴槿恵元大統領、アメリカからはヒラリークリントン氏が上がるでしょう。また、今後、苦境に陥りそうなのが英国のメイ首相、ミャンマーのアウンサンスーチー氏でしょうか?
女性の地位の向上、あるいは男女の社会的地位の平等感はいまや当たり前なのですが、女性リーダーの不振ぶりがちょっと目につきすぎます。そしてその身の潰し方がどの人も美しくないのです。もちろん、立派な女性指導者やリーダーもまだまだたくさんいます。アメリカのイエレンFRB議長、台湾の蔡英文総統、ドイツのメルケル首相、IMF専務理事のラガルド氏などいくらでも名前は上がります。そんな中、日本では女性の地位向上を目指している中、女性リーダーが内憂外患でお辞めになるのは実に残念であります。
なぜこうなるのでしょうか?
ずばり、言葉の発し方だと思っています。
私もカナダだけもすでに25年以上過ごしており、アメリカでも仕事をしてきましたが女性のマネージャーや責任者は男性よりも多いぐらいです。その間、十分すぎるくらいいろいろな方とやり取りをしてきました。いや、それだけではなく、雑居ビルのエレベーターに乗るたびに聞こえてくる女性同士の会話やソーシャルなお付き合いから感じるものもあります。
そこで思うのは女性は比較的言い切り口調(断言調)の傾向が強い点でしょうか?白黒はっきりしていていいのですが、鋭利なその口調でそこまで言うか、という過激さが反発を食らう要素の一つであることは確かです。
一般に男性の口調より女性の方が優しくて聞きやすいという方は多いでしょう。店先の女性販売員さんは確かににこやかで柔らかいトーンですが、よく聞くとズバッと言い切っているケースが目立ち、それをやさしげなオブラートに包んでいるだけというのはよくあります。
ところが政治家などトップになると女性言葉は使えませんのでどうしても強い言葉が出てしまうというのが私の認識する女性リーダーが苦境に陥る共通点であります。(英語だって女性言葉はあります。)
例えばよく耳にする小池百合子氏も時々、刃物でえぐるような鋭い発言をしますが、精神的余裕度が高いのでヒステリックな断言調にはなっていません。イエレン議長は単語一つで世界の金融市場に影響を与えるため、かなり意識的に選んだ言葉遣いをしています。また、彼女は金融という狭い世界にフォーカスしている点で専門用語を通じた言葉選びがしやすい環境にあると思います。
それとお辞めになった方々のもう一つの共通点は脇が甘かったと思います。これは社会全般に原因があるのですが、女性リーダーのトップを固めるのは女性ではなく男性がほとんどです。男性と女性のコミュケーションは表層の言葉に対してその奥底にある真意の部分が伝わりにくいケースがしばしば発生します。女性リーダーは自分の意志通りに事が運ぶと思ったら実は全然違っていたということがおきます。実は女性が多い企業は案外うまくいくというのは意思疎通がシームレスにできるからなのでしょう。
私が以前、女性の時代といっても突然無理やり大臣や閣僚にするのは時期尚早だと申し上げたのは底上げにはまだまだ時間がかかるという意味であります。女性の時代には大いに期待しています。しかし、女性も努力しなくてはいけません。突然、エスカレーターやエレベーター人事で並みいるライバルを押しのけて上に上がった理由が政治的配慮であれば実力でも何でもありません。
日本の政治家に限っていえば女性の実力者は多く、女性議員も圧倒的に増えてきました。リーダーシップを取れるような逞しい女性が数多く育ってもらいたいと思っています。(もちろん、語弊の無いように申し上げておきますが、男性のしゃべり方も意地っ張りでひどい人は本当に酷いです。)
では今日はこのぐらいで。
私は時々、世界の女性リーダーが苦境に陥っていることをこのブログを通じて指摘させていただいています。ブラジルのルセフ元大統領、韓国の朴槿恵元大統領、アメリカからはヒラリークリントン氏が上がるでしょう。また、今後、苦境に陥りそうなのが英国のメイ首相、ミャンマーのアウンサンスーチー氏でしょうか?
女性の地位の向上、あるいは男女の社会的地位の平等感はいまや当たり前なのですが、女性リーダーの不振ぶりがちょっと目につきすぎます。そしてその身の潰し方がどの人も美しくないのです。もちろん、立派な女性指導者やリーダーもまだまだたくさんいます。アメリカのイエレンFRB議長、台湾の蔡英文総統、ドイツのメルケル首相、IMF専務理事のラガルド氏などいくらでも名前は上がります。そんな中、日本では女性の地位向上を目指している中、女性リーダーが内憂外患でお辞めになるのは実に残念であります。
なぜこうなるのでしょうか?
ずばり、言葉の発し方だと思っています。
私もカナダだけもすでに25年以上過ごしており、アメリカでも仕事をしてきましたが女性のマネージャーや責任者は男性よりも多いぐらいです。その間、十分すぎるくらいいろいろな方とやり取りをしてきました。いや、それだけではなく、雑居ビルのエレベーターに乗るたびに聞こえてくる女性同士の会話やソーシャルなお付き合いから感じるものもあります。
そこで思うのは女性は比較的言い切り口調(断言調)の傾向が強い点でしょうか?白黒はっきりしていていいのですが、鋭利なその口調でそこまで言うか、という過激さが反発を食らう要素の一つであることは確かです。
一般に男性の口調より女性の方が優しくて聞きやすいという方は多いでしょう。店先の女性販売員さんは確かににこやかで柔らかいトーンですが、よく聞くとズバッと言い切っているケースが目立ち、それをやさしげなオブラートに包んでいるだけというのはよくあります。
ところが政治家などトップになると女性言葉は使えませんのでどうしても強い言葉が出てしまうというのが私の認識する女性リーダーが苦境に陥る共通点であります。(英語だって女性言葉はあります。)
例えばよく耳にする小池百合子氏も時々、刃物でえぐるような鋭い発言をしますが、精神的余裕度が高いのでヒステリックな断言調にはなっていません。イエレン議長は単語一つで世界の金融市場に影響を与えるため、かなり意識的に選んだ言葉遣いをしています。また、彼女は金融という狭い世界にフォーカスしている点で専門用語を通じた言葉選びがしやすい環境にあると思います。
それとお辞めになった方々のもう一つの共通点は脇が甘かったと思います。これは社会全般に原因があるのですが、女性リーダーのトップを固めるのは女性ではなく男性がほとんどです。男性と女性のコミュケーションは表層の言葉に対してその奥底にある真意の部分が伝わりにくいケースがしばしば発生します。女性リーダーは自分の意志通りに事が運ぶと思ったら実は全然違っていたということがおきます。実は女性が多い企業は案外うまくいくというのは意思疎通がシームレスにできるからなのでしょう。
私が以前、女性の時代といっても突然無理やり大臣や閣僚にするのは時期尚早だと申し上げたのは底上げにはまだまだ時間がかかるという意味であります。女性の時代には大いに期待しています。しかし、女性も努力しなくてはいけません。突然、エスカレーターやエレベーター人事で並みいるライバルを押しのけて上に上がった理由が政治的配慮であれば実力でも何でもありません。
日本の政治家に限っていえば女性の実力者は多く、女性議員も圧倒的に増えてきました。リーダーシップを取れるような逞しい女性が数多く育ってもらいたいと思っています。(もちろん、語弊の無いように申し上げておきますが、男性のしゃべり方も意地っ張りでひどい人は本当に酷いです。)
では今日はこのぐらいで。



