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【田中康夫氏会見】エネルギーシフトを東北から 被災者に勇気と希望を

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新党日本代表の田中康夫氏が、自由報道協会主催で会見を開いた。阪神淡路大震災をキッカケに政治活動を始めたという田中康夫氏、東日本大震災でもいち早く被災地に入り、多くの救援物資を届けるなど活動を続けている。現地で感じた窮状や復興のための斬新なアイディアを語った。【取材・構成:田野幸伸(BLOGOS編集部)】


政見


田中:今回政府が出したスキーム:工程表は、東京電力をどう(救済)するかの工程表ではないか。被災者、被曝者のかたにお金を差し上げるという工程表は示した。しかし、一番大切なのは福島第一原発周辺、もしかするともっと日本の広範囲が放射能によって占領された土地、領土になってしまった。その場所にどうやって住むかということ。

最大の風評被害の発信者は実は政府、東電、原子力安全保安員、原子力委員会なのではないか、だから皆が疑心暗鬼になる。それに対してストレートな一時情報を国民に提供すると逆に混乱が生じると(政府・東電などは)言う。混乱を生じているのは専門家と称する、専門「バカ」の蛸壺形の方々。過去の成功体験に元に、失敗体験に基づいて自分自身の箱の枠から出られない認識の元に述べているから混乱している。

文部科学省がなぜ被曝の数値(公表)に対して後ろ向きかといえば、科学技術庁が文部科学省の中にあるから。旧来の失敗体験のOSの人たちによって行われているから、数値の問題に対しては、経済産業省よりたちが悪い。

(震災の時)私は股関節の手術をして、尼崎の病院に入院中だったが、途中で退院して南相馬市に向かった。被災地で必要なのは衣食住だが、(震災から2ヶ月経った今必要なのは)意欲の意、職業の職、そして住宅の住の「意職住」。

阪神大震災と東日本大震災で異なるのは、阪神では、姫路や大阪圏で復興の仕事があった。(東北では)家族や家を失っただけでなく、職場や会社すらすべて流されてしまった。残っていたとしても放射能の影響で近づけなかったりする。大事なのは、「心を一つにしてガンバロウ」ではない。私は「がんばろう」という言葉は好きではないが、言うのであれば「踏ん張ろう」。一人ひとりがおなかに力をいれて踏ん張ることが大切。

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