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「立派な後継者が出てこなかった」〜石原都知事4選出馬の真相〜

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"引退"から一転、4月10日投開票の東京都知事選に立候補を表明した、現・東京都知事の石原慎太郎氏の会見が自由報道協会の主催で原宿・ニコニコ本社にて開催された。

石原氏は、「150%(知事選に)出るつもりはなかったが、もろもろ考えて出ざるを得ないと判断した。都議会最終日の引退宣言を(3月)10日の未明に書き換えた」「ヨットレースの予定も、妻と長い旅行に出る予定もキャンセルした」と、ギリギリの判断だったことを示した。東日本大震災に対する政府の対応の悪さにも触れ、

「未曾有の国難に、命令系統が混乱しきっていて話にならない」
「官邸(会見)に外国のメディアを最初から入れていれば、海外からの支援ももっと増えた」
「蓮舫大臣も(会いに)やってきたが、話を理解しないまま帰って行った」
「現場の事がわかってない東京から原発の現場に無理な指示を出すなど論外な話だ」
「太平洋戦争末期の大本営に似てきた」

と次々に批判した。
また、都の予算を国が法人事業税の分割基準を一方的に変えて、年3600億円持っていっていることにも触れ、「この予算を取り返し、防災対策に使いたい」と財務省に注文をつけた。

記者との質疑応答



−消防隊員への激励の涙と天罰発言が矛盾していないか

あの放水はよくやってくれた、被曝して帰ってきた隊員にしみじみ良くやってくれたと思い、涙ぐんで挨拶した。天罰発言については、言葉だけを引き抜いてマスコミが使うのはフェアじゃないと思うが、確かに使うべき言葉ではなかった。被災者に申し訳ないと思い謝罪した。ただ、私が言いたかったのは、祖父の死を弔いもせず隠し続けて、年金を騙し取るなんていう奴が出る社会は世界に日本だけ。象だって仲間を弔う。日本人のアイデンティティは"我欲"になっていないか。これを恥じて反省すべきという意味で、天罰という言葉を使ってしまった。

−中央防波堤埋立地と新海面処分場の帰属をめぐって江東区と大田区が争っているが

最終的には都全体にとって有効な目的に使用すればよろしい。東京都内の土地は非常に高価。領地争いは双方の言い分を公平に聞いて判断する。

−築地市場豊洲移転について、今回の震災で豊洲が液状化を起こしている

埋立地は上に物が立っていなければ、ある程度の震度の地震が起きれば液状化は起きるもの。

−液状化が起きれば、地下から汚染水が上昇してくる。盛り土をしても有効ではないのでは。この再調査をするのか。そしてこの震災でビクともしなかった築地の再整備を考えることはないのか

築地を作り直すには非常に時間とお金がかかる。日本の土木工学を用いれば、下に何があろうが、汚染物質は除去できます。きちっとした基礎を作って、上に建物を作れば、液状化は起きません。調査はもちろんします。オープンにやります。隠したってしょうがない。

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