記事

【BLOGOS対談】平野貞夫氏「小沢氏の敗北、これは日本が健全な民主主義をつくる最後のチャンス。」

13/14

池田:ライブドアでやっているブロゴスでも、鈴木宗男さんや片山さつきさんが出ているが、政権への関心が強まっているが、世の中が変わっているのに政治だけぐちゃぐちゃなままで20年がきている。国民が期待しているのは、小沢さんくらいの腕力がないと、これは片付かないんじゃないかと。今後国会が息詰まるという展開があったら、もう一度政界再編がないといまのままでは落ち着かない。もう一度何かあると思っていいんでしょうか。

平野:政界再編があると言い切ったら問題になりますから、そういう言い方はしませんが、いま民主党内で起こっている対立、小沢グループの共生社会をつくろうと、この共生欲求という価値観を政治や社会に入れ、日本型セーフティーネットを整備して公正な競争をやっていこうと、この考え方が民主党全体の考え方になったら、自民党も変わりますから。結局民主党にその考え方が、代表選挙で負けて、そうでない官僚依存、弁護士さんが多いですから、理屈だけで政治が行われる。僕に言わせれば、政治の本質を知らないんです。
私も小沢さんに言われて、菅さんのアドバイス役や、20年前から岡田克也を総理にしたいから鍛えろと言われました。ずいぶん岡田の教育係りをしました。小沢さんにいわせたら、教える人間のできが悪いから育たないといわれますが、2人のことを悪くいうわけではないが、こんなに政治家の出来が悪いとは思わなかった。
民主党の政権交代から1年を見て。これは政治家だけの責任ではない。私は今回の代表選挙で、彼は人格移動したような変化をしたと思う。これは日本が健全な民主主義をつくる最後のチャンス。ある意味で今回の敗北を通じて、政界再編につながっていくというのはありうる。ここしばらくは、意図的な政界再編や小沢さんが出てくることはない。議論の中でどう力関係が変わるということはあると思う。

池田:あとは国会情勢とか、可能性はあるということですね。依然として小沢さんの動向から目が離せないが、ある意味で回りから話を聞いていて、菅さんのような人にはない複雑な魅力のある人、日本の政治を凝縮した人という感じがする。小沢さんが日本の政治のいい面も悪い面も象徴している。
小沢さんが今後どう考えているかにみんなが注目するのも、彼が20年繰り返してきた歴史というのが、今後の出方に非常に大きくかかわっていると思いますから、まだまだやっぱり。

平野:いいことをおっしゃった。そこを深く見つめる必要がある。私は最近こう分析している。人間個人の肉体的DNAも影響があるが、歴史的、文化的なDNAを持っている。
それを分析すると、日本の歴史の中で、こういう時代は何回かあった。平安貴族政治が腐敗したとき、将門の乱がおきた。あれは地方分権運動。それの成果は鎌倉幕府で250年後に成功しますね。これは画期的な日本の改革。
それから戦国時代に入り、徳川家康が平定した。300年続いた徳川幕府は腐敗し、勝海舟や坂本龍馬、西郷隆盛が明治維新を成し遂げた。この3つの歴史を考えた場合、時代を変えようとしたとき何が起きたかと言うと、妙見菩薩という星信仰が背景にある。将門も星信仰。頼朝も家康もそう。天海和尚は天台宗の和尚。天台というのは北極星のことなんですよ。それから、北辰一刀流、勝海舟なんかはですね、妙見信仰なんですよ。
小沢一郎は水沢のお父さんの生まれ、お母さんは柏、利根川の将門の発祥の地なんです。

池田:へえ〜。

トピックス

ランキング

  1. 1

    共産党の式欠席に「ありえない」

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  2. 2

    渋野騒動 日テレのスポーツ軽視

    WEDGE Infinity

  3. 3

    竹中氏もMMT認めざるを得ないか

    自由人

  4. 4

    韓国はなぜ延々謝罪を要求するか

    紙屋高雪

  5. 5

    株バブル過熱で短期調整の可能性

    藤沢数希

  6. 6

    なぜベーシックインカムに反対か

    ヒロ

  7. 7

    上司無視…モンスター部下の実態

    PRESIDENT Online

  8. 8

    斎藤佑樹からの連絡「戦力外?」

    NEWSポストセブン

  9. 9

    コロナ死者数に含まれる別の死因

    青山まさゆき

  10. 10

    無策の菅政権「日本危なくなる」

    畠山和也

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。