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【BLOGOS対談】片山さつき氏「やっぱり資本主義のルールでやるしかない」

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片山:でも、大臣が当時菅直人だった。財務大臣が。あ、その時は大臣は別の方でしたね。藤井さんだったかしら。

池田:あ、そっかそっか。藤井さんだ。藤井さんは財務所のOBだから。

片山:そのあとが菅さんだから。

池田:どうも官邸主導に意思決定を変えるあたりのところで何かあったのかあと思って。

片山:機会があったら聞いて見ますけど、予算の査定の作業というのはどこでやるのかということですよね。官邸のどこかにいれるのか。うーん、まあ菅さんが大好きなイギリスでは財務大臣がすごく強くて、” the Chancellor of the Exchequer”といって財務大臣のかばんの中にすべて予算が入っていて、予算編成の過程は全く公表しない。それでも、イギリスでは予算委員会で延々と議論するから、いいわけです。そこでオープンになるから。だからどこかで説明責任と、みんなで予算を審議したという形ができていて国民が納得すればいいわけで、それをどうするかが本質なんですよね。スペースのない官邸でみんなで計算機持って、やったってしょうがないでしょうと。

池田:できるんですかということなる。

片山:できるというか、そういう風にすればいい。そしたら財務省のその部分(部署)が2重になるからいらなくなる。全部官邸に引っ越すことになる。財務省は当然抵抗するから、そういう議論は表に出てきますよ。

池田:昨日竹中さんとその話をしたときに、彼がおっしゃったのは経済財政諮問会議が小泉政権の強力な意思決定機関として、骨太方針のように政治主導でやられた実績があるということ。ところが、経済財政諮問会議って調査審議する機関になっている。

片山:そうですよ。

池田:ただ単に調査審議する機関が実際はかなりの力を持っていた。

片山:それは政治的官邸主導をやっていたからでしょう。総理大臣がすべての会議にいて、ずっと話を聞いていて、「決めろ」という役をやっていた。それができない人、鳩山さん、菅さんと座っているんだから、どんなシステムを作ってもダメですよ。
私、このことをテレビ討論でも言ったんですけど、もう古い皮革に新しい酒をいれようが、新しい皮革に古い酒を入れようが、真ん中に座っているプレーヤーが決定できない人ならば、政治主導にはならない。だから、手厳しいかもしれないが、政府の仕組みにお詳しくない方がだーっと並んでいても政治主導はできない。国家戦略室をどうするのかというのは枝葉末節な問題。本質的に腹が決められない政治家がやっているのでは政治主導にはなりませんし、官僚もなめますよ。立派な戦略室ができて、そこにテキトーな人が入ってきてテキトーにお茶を濁されるだけだから。

池田:そういう意味では、実際に戦略局を作っても、「うまくワークしないな」と菅さんも思ったのかもしれませんね。

片山:まあ、そこに旧社会党の職員が入ったら……。だって今、政府の顧問にどなたがなっていると思います?民主党の落選した議員とかね、ズラーっとでしょう。長谷川憲正さんなんて、まだ総務省の政務官ですよ。落選した上に、陣営が2人逮捕されていてもですよ。それは……。だから民主党に人材のプールがないのでしょう。

池田:最後は人だということになるんですか?

片山:最後は人材ですよ。

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