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【BLOGOS対談】片山さつき氏「やっぱり資本主義のルールでやるしかない」

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片山:まぁだから概算要求の要望基準枠に出してきたものからも削らなきゃならないでしょうね。それでこの中で認めるものは認める。でそれが短期間で出来るかどうかわからないので、恐らくは対前年同額の予算に成るんじゃないんですか?

池田:てことは結局一割カットはなくなるだけと。

片山:まぁそうですね。元に戻るだけでしょう。

池田:そうすると総額が、国債を入れると今年度予算を少し上回る程度?

片山:そうですね。彼らにとって幸いなことにいま金利が非常に低い。国債費っていうのは利払いの分は金利で借り置きしますから、金利をどんどん低くしてしまえば、若干へこますことができます。まぁなんとかそれを92なのか93なのか、膨らまないようにするんじゃないですか?

池田:問題は社会保障費。もちろん必要なものであるにしても、いま一般財政の中でいちばん大きいわけですよね。

片山:もう圧倒的に大きいですよ。社会保障費は。

池田:本来は歳出を削る時はこの社会保障を削らないことには、まぁ事業仕分けみたいなものもあるにしてもですね、社会保障を効率化しないことにはどうにもならないわけですね本来。

片山:ただその議論はやはり、「年金制度の見直し」「医療」「介護の見直し」といった“制度をいじる”事でしかできないわけですから。高齢者医療を廃止するといっても、結局後出してこられないわけですよね。結局誰が負担するかの議論になるので、消費税の議論を完全封印してたら出来ないなと思って、それで菅さんも「消費税」と言ったんだろうけど。自民党の場合は「消費税は医療介護年金に充てる」ということをはっきりさせて、今でも充てられてるんですが、根拠があるんですよ。でも民主党は何をどうするか決めてないから、言えないんでしょうね。民主党はこの議論を今封印してるんではないんですか、党首選が終わるまで。

池田:つまり本当は、予算を考えるっていうのはいわば「政策の枠組みを考える」っていうことなんですよね。

片山:そうですね。

池田:まさに今まで自民党政権でやっていらしたように、「骨太方針」を6月に出すっていうことは、その前に全体の政策の方向性のメリハリをつけるという作業があったのに、それが完全に抜けちゃって、何もそれがないままにいきなり一割カットが出てきちゃったわけですね。

片山:まぁ、メリハリをつけたように見せるために「1割カット」にしたんでしょうね。

池田:意思決定の過程で、官邸主導や政治主導というふうに民主党政権がおっしゃっていたわけですけども、どうも結果的にはそれがうまく働かなかったと。どっちかって言えば、菅さんとか仙谷さんは「政治主導は無理だな」という風に気持ちがなりつつある。

片山:いや、「無理かな」と思ってるかどうかは分からないですね。あの、決断をすればいい。政治というのは決めるということだから官僚からいろいろ話を聞いて、「決める」のが政治であればいいわけです。正しい判断力を持った方がその場その場に座っていればいいんだけど、それがどうもそうでもない。私たちは対抗する勢力ですからそう思います。

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