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菅首相をキリストにたとえた毎日新聞の倉重篤郎論説委員

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
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□■ 天木直人のメールマガジン2011年6月30日発行 第467号
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  菅首相をキリストにたとえた毎日新聞の倉重篤郎論説委員

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 6月最後のメルマガをこのような記事で終わることは残念だが、あまりにも驚いたのであえて最後の配信とした。

 6月30日の毎日新聞「発信箱」で倉重篤郎論説委員が菅首相をキリストになぞらえて擁護していた。

 そのタイトルも「4つの原罪」という芝居じみたものである。

 すなわち、ポスト冷戦の政治には4つの原罪があったという。

 財政赤字を膨らませてきた罪。

 日本の安全保障を自ら考えることなく米国に委ね続けてきた罪。

 バブル崩壊後の成長戦略を真剣に模索してこなかった罪。

 そして原発安全神話を演出し、本来あるべきエネルギー政策をゆがませた罪。

 この4つの原罪である、という。

 そして倉重氏は言う。

 「たまたま、時代の巡り合わせとしてこの自民党政治による4原罪への対応を迫られたのが菅民主党政権だった」、と。

 それらについては、「消費税増税と社会保障制度の一体化改革」、「TPP参加」、「脱原発」で菅首相は見事に対応しようとしている、と倉重氏は言う。

 しかし、日米関係だけは、鳩山首相の日米対等、普天間基地県外移設、東アジア共同体構想が失敗し、その反動でどうにもならなくなった、と言う。

 そして最後の倉重氏の次の言葉だ。

 「(菅首相を)思いつきで終わったと、けなすか、一定の路線は敷いた、と評価するか。私には、(菅首相は)原罪を背負って十字架にかけられる人のようにも見える」。

 いくら倉重氏が官房機密費で菅首相と会食を重ねているからといって、この論説はない。

 菅首相はどの一つを取ってみても、無策で終わったのだ。自らの判断で結論を出そうと、ただの一度もしなかったのだ。いつも最後は逃げた。

 事実に反した事を平気で書くようでは倉重氏は新聞記者を名乗る資格はない。

 読者を馬鹿にするにも程がある。

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