- 2017年07月13日 09:58
「男はみんな5歳児である」→いや、男性・女性の両方が「5歳児」でいられる社会がいいじゃない。
2/2自尊心が低い男性の諸悪の根源は何か?
ぼくはこの記事の内容は、非常に日本の男女関係の特徴を表しているなと思う。
そして植村絵里さんがこのように発言する背景もわかる部分がある。おそらく多くの日本の女性的には「的を得ている」感はあるんだろうな。一部表現がえげつないけども。
なぜ日本では女性が男性を母性で包んであげなければいけないのか?
その辺りがこの記事から掘り起こしたい問題の本質だろう。日本のウーマンリブ問題の謎が解けた感がある。
キャバクラで勤めている友人からよく話を聞くのだけど、自尊心の低い歪んだ日本男児は、仕事・年収自慢に始まり、接客の「さしすせそ」だけでいい気分になっちゃうもんだからお金を使って自己顕示をして、の繰り返し。さらにそこで働く女性を見下し「なんでこんな仕事してるの?」発言をすると…
— Tatsumaru@チェコなう (@tppay) 2017年7月12日
90%の人が自信をなくす学歴主義、主体性なしで意思決定しないで「(未熟な)大人」になれてしまう伝統的な大卒→企業就職とう移行期のドミナンス、そのレールから外れた人らの幻想的な劣等感、人生の評価軸を個人の価値観ではなくちゃ社会的名誉や仕事に置いてしまうという呪縛が諸悪の根源かな
— Tatsumaru@チェコなう (@tppay) 2017年7月12日
付け加えると、学歴高い人でもいい会社に入った人でもこの呪縛から解けない人は多いと思う。
この記事の本質的な問題は、歪んだ日本男児を大量生産してしまう社会側の問題かと。女性は「被抑圧者」の立場を前提としており、そのカウンターパンチの方法を伝授しているだけなのかも。
日本男児が「ゲス」いのはしょうがなくて、そのゲスさを何とかヨイショしないと回らないから、植村さんはこういうことを発言しているからであって、決して女尊男卑な発想でこのように発信しているわけではないと、思っています。
日本男児はすごいずれているのは、デートで奢ることだって当たり前じゃないことがわかる以下の記事からもよくわかります。

男性がデートでおごるのが当たり前なのは日本だけ?スウェーデンでは嫌われます。
例えば日本で食事をしたとき。同席した人が、自分より若かったり部下だったり女性だったら、おごるもしくは多く支払うことが一般的ですよね。しかしその「常識」が嫌がられる国もあるんですね。スウェーデンで体験した、半年前の苦い経験の反省会をします。
画像を見るtatsumarutimes.comリンク先を見る2017-02-08 12:08
モーリー @gjmorley のいうとこの日本の個人主義を歪めている1つの要因はここにあると勝手に思う。ウーマンリブを問うことは、男性像の変換とそれをリプロデュースする社会の転換が迫られる
— Tatsumaru@チェコなう (@tppay) 2017年7月12日
というか自信くらい自分で持てよだし、自信を無くさせる教育するなよという話。
— Tatsumaru@チェコなう (@tppay) 2017年7月12日
国際的な調査にみても日本の自尊心の低さは現れています。
「自分自身に満足している」と答えたのは1位の米国が86.0%、6位の韓国でも71.5%だったが、日本は45.8%と著しく低かった。「自分には長所がある」と答えた割合も日本は68.9%で最下位。他国は93.1%(米国)~73.5%(スウェーデン)だった。
なぜ、日本の子ども・若者は相変わらず自尊心が低いのか?
「謙虚な国民性だから」といっている場合ではないように思います。
男性・女性の両方が5歳児でいられる社会がいいじゃない
いうまでもないけど、理想は男女に関わらず誰もがここでいう自信があり理想家の「5歳児」でいれることだろう。ありのままで。どちらかが持ち上げたりする必要のない、互いに自尊心が高く対等な状態。
— Tatsumaru@チェコなう (@tppay) 2017年7月12日
北欧をはじめヨーロッパは(おそらく北米南米も)、この歪みが圧倒的に少ないと思う。深い男女の関係になると最初は日本の(デートの)「攻略法」が通用せずに焦るけど、徐々にその行動様式が日本の歪んだ男性像に由来することに気づく。ここを乗り越えられると、すごく爽やかな人間関係がある。
— Tatsumaru@チェコなう (@tppay) 2017年7月12日
これは実際にぼく自身が北欧の女性とお付き合いをするなかで感じたことです。
欧米ではいや少なくとも北欧では、どちらがどちらかに「奉仕」するという発想ではなく、Buddy (バディー・まぶだち) な関係なんです、カップルの前提って。イメージは、「俺の背中についてこい!」でも「車でお迎えするよ」でもなく「肩を組んで同じ方向を見ている」というような関係なんです。
これならお互いに「5歳児」でいられるんです。
日本でもいいカップルは本当にこういう関係の人が多いなと思います。
論点は、男性 vs 女性ではない
もうひとつは問題提議したいのは、この記事で教えていることは本質的な問題である権力関係(パワーバランス)を固定化させてしまうという危惧です。自信がない男性を母性愛で「包み込む」ようにすることで自尊心を高めるという方法は、部分的にはあり得ても、男女間の権力関係が対等ではないことを大前提としています。つまり、権力が男性優位の社会でその男性らを励ますためにできることとして女性が彼らを子供のように扱う(ある意味、受動的に男性を見下す)という考え方は、力関係を対等にみているというわけでなく、発想の転換によって男性を支配する側に立つということです。ここでも男女は決して平等ではありません。
女性のエンパワメントをこのような角度で議論をすると、男性 vs 女性という二項対立の構造が固定化してしまう可能性があります。
逆にお互いが「5歳児」だったら、こんなことをする必要はありませんよね。
どちらが上か下かを前提とした議論をすることは、果たして問題の解決になるでしょうか。
フラットな男女関係を築く方法
最後に、ではどうやったら対等で爽やかな男女関係が気付けるか、振り出しに戻りベルリン在住のイラストレーターの高田ゲンキさんよりアドバイスです。
僕の持論。良い結婚相手や恋人を見つけるには、結婚や付き合い始める前に、友人関係の期間を最低1年持つと良い。親友のようになれない相手と一生を共にするのは本当に辛いし、友人期間を重要視せずに付き合いたがる男は、信頼関係の構築より性欲発散や自己承認が目的なので気をつけた方が良い。
— 高田ゲンキ (@Genki119) 2017年7月12日
自然な人間関係ですよね。
互いに自信と理想に溢れる「5歳児」でいれる社会にしようよ。



